Art + Culture

美術モデル大原直美 (39) は「セクハラ」を用いて日本のアーティストたちの自由な表現を訴える Art Model OHARA Naomi (39) attacks via "sexual harassment" the freedom of artistic expression of Japan’s artists

美術モデル大原直美 Art Model OHARA Naomi
美術モデル大原直美 Art Model OHARA Naomi

2 weeks ago I published a long, positively written text about socially engaged, excellent feminist artist NAGASHIMA Yurie.
ソーシャリー・エンゲイジド、優れたアーティスト長島有里枝:母性・文学・盲目、、、写る可能性と不可能 @ 横浜市民ギャラリーあざみ野 & ちひろ美術館
Socially Engaged, Excellent Artist NAGASHIMA Yurie: Motherhood – Literature – Blindness… Possible and Impossible Photography @ Yokohama Civic Art Gallery – Azamino & Chihiro Art Museum
https://art-culture.world/articles/nagashima-yurie-excellent-artist/

It was not the first time that I emphasized being a feminist.
Quote:
“May I hereby politely interfere with a personal anecdote, as I regard myself a third-wave-feminist, having bought German feminist magazines EMMA and COURAGE during university days. During the early 80’s, my sexually liberated, (some bi-sexual) female partners (who openly showed their vibrators, taken out from the night drawer) lived in a West-Berlin feminist environment. That was my normal living situation, where ‘Alternative Liste’ and the ‘Green Party’ ruled.
As students, I and my ‘punk-like’, green hair girlfriend from the same class in Japanology, arrived together in Tokyo. I could directly experience how she had been harassed by the local people. Sadly, because of the social oppression, she returned a view weeks later back to Berlin, alone.”

In this context, I hereby ‘j’accuse OHARA Naomi 大原直美’!

We are writing the year 2019 and you, Ms. Ohara, are an adult woman of the age of 39.

By publicly accusing Japan’s artists like AIDA Makoto 会田誠 and TAKANO Ryudai 鷹野隆大 in the context of their artistic practice, I feel personally attacked, oppressed.

Ms. Ohara, I feel restricted in my future artistic practice because your action in asking a symbolic (?) Yen 3,330,000 (333万円) Schmerzensgeld 慰謝料 means, that every female and male artist from now on, has to censor herself/himself when mounting an exhibition and/or holding an explanatory speech in front of adult people. And we are NOT talking about children’s audience.

Ms. Ohara gives me the impression, that she wants to start a discriminating segregation in art and culture in our beloved country Japan with a superb long lineage of artistic expressions. Ukiyo-e 浮世絵 (even the grotesque ones), or, for the lovers of eroticism, SHUNGA 春画, can be regarded as good examples.

Finally, after the fuss of “hair nude” ヘアヌード 30 years ago,
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘアヌード
Japanese women’s liberation, free erotic feminism artistic practice (see KIMURA Ryoko 木村了子 a.o.),

展覧会の画像一覧:木村了子、牧田恵実、中尾 変、吉岡愛花、上路市剛、興梠優護
Exhibition Images: KIMURA Ryoko, MAKIDA Emi, NAKAO Hen, YOSHIOKA Aika, KAMIJI Ichitaka, KOHROGI Yugo
https://art-culture.world/articles/kimura-ryoko-makida-emi-nakao-hen-yoshioka-aika-kamiji-ichitaka-kohrogi-yugo/

I hereby strongly condemn Ms. Ohara’s action in front of the Japanese mass media, in the name/context of “sexual harassment”.
I do recommend her to travel around Europe, have some exchange with art students, both gender (!), and grow up as an adult person.
Last, there is no doubt that AIDA Makoto can be called the ‘PICASSO’ of Japanese contemporary art.
Ms. OHARA, as a person of 39, practicing art modeling, don’t lie in front of the mass media / the public, that you didn’t know what kind of artist AIDA Makoto is!

我が国にっぽん、「国民的現代美術家」会田誠:「日本画」というジャンルは昭和天皇崩御と同時に自ら消滅を宣言すべきだったし、それしなくても事実消滅した。
Japan’s ‘national’ contemporary artist AIDA Makoto: Simultaneously with the death of Emperor SHOWA, the genre NIHONGA should have had proclaimed its disappearance, nevertheless it actually disappeared.
https://art-culture.world/articles/aida-makoto-nihonga-disappeared/

For the record, I post the Japanese written articles and news from youtube.

Tokyo, Heisei 31, March 1st
Mario A

ゴキブリとセックス画で吐き気 大学側を提訴

Youtubeのスクリーンショット、新しくテロップと
Youtubeのスクリーンショット、新しくテロップ入り
大原直美 OHARA Naomi press conference, screenshot ANN/youtube
大原直美 OHARA Naomi press conference, screenshot ANN/youtube
OHARA Naomi nude modeling, screenshot from Youtube/ANN
OHARA Naomi nude modeling, screenshot from Youtube/ANN
OHARA Naomi press conference, screenshot ANN/youtube
OHARA Naomi press conference, screenshot ANN/youtube

「会田誠さんらの講義で苦痛受けた」女性受講生が「セクハラ」で京都造形大を提訴
2019年02月27日 15時45分
「会田誠さんらの講義で苦痛受けた」女性受講生が「セクハラ」で京都造形大を提訴 原告の女性
京都造形芸術大の東京キャンパスで公開講座を受けたところ、ゲスト講師から環境型セクハラにあって、精神的苦痛を受けたとして、受講していた女性が、大学を運営する学校法人「瓜生山学園」を相手取り、慰謝料など計約333万円の支払いをもとめる訴訟を東京地裁に起こした。提訴は2月22日付。

原告の大原直美さん(39)と代理人が2月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた。大原さんは「講義内容が本当にひどいものだった」「セクハラを訴えたあとも、大学側の対応が、教育者としてあるまじき姿だった」「生徒を守ってくれないのは本当に残念だ」と心境を語った。
full text at:
https://www.bengo4.com/internet/n_9302/

美術モデル大原直美 Art Model OHARA Naomi, Reuters screenshot
美術モデル大原直美 Art Model OHARA Naomi, Reuters screenshot

美術モデルが大学側を提訴
共同通信
1 分で読む

美術モデルが大学側を提訴
 京都造形芸術大で開かれた公開講座に参加した美術モデルの女性(39)が、講師の性的発言で精神的苦痛を受けたとして、大学を運営する学校法人「瓜生山学園」(京都市)に慰謝料など約330万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していたことが27日、分かった。提訴は22日付。女性が東京都内で記者会見し、明らかにした。
 瓜生山学園は「訴状が届いていないので、コメントできない」としている。
https://jp.reuters.com/article/idJP2019022701001731

up-date 2019/3/3:

Aida Makoto TV

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1811318

芸術の永遠のテーマ『ヌード』を通して美術史を知る
人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。

東京
美術・工芸
[専門]学芸専門講義1~10
関連キーワード
基本開講地・会場 ※
東京外苑キャンパス
開講日
2018/04/10(火)、2018/05/08(火)、2018/05/15(火)、2018/05/29(火)、2018/06/12(火)
基本時間割 ※
19:00~21:00
形態
講義
受講料
20,000円 (講座料:20,000円 、諸費用:0円)
定員
60名
申込締切日
2018/03/31(土) 13:00
※開講日により開講地・会場、時間割が異なる場合があります。各開講日の開講地・会場、時間割は、下表のスケジュールでご確認ください。

講座概要
ヌードを通した芸術作品の見方を見につける

ヌード。なによりも身近で、深遠で、儚くて、永遠のもの。時代や地域ごとに取り扱いや表現に差異はあるものの、芸術家にとっては正面から挑むべき大きなテーマです。それは美を捉えたいという欲望、愛の形象化の結果だからでしょうか。ヌードの歴史はまた、批判や論争や取締がつきまといます。今回、英国テート美術館の名品来日を機会にして、ヌードを切り口に 西洋美術史を概観すること、さらに活躍中の芸術家の方々に話を聞こうという講座です。
スケジュール

04/10(火)
19:00~21:00
東京外苑キャンパス

第1回:篠山紀信とNUDE
篠山紀信NUDE 最新作『処女(イノセンス)の館』を中心に すべてのNUDE 作品について語り、すべての質問に対して答えます。
( 篠山紀信×鈴木芳雄)
〔担当講師: 鈴木芳雄 、 篠山紀信 〕
05/08(火)
19:00~21:00
東京外苑キャンパス

第2回:ザ・ヌード~理想的身体イメージの追求~
古代ギリシャ以来、西洋美術の重要な主題のひとつを形成してきた〈理想的な身体〉イメージ。紀元前7世紀に遡る歴史をひもとき、近代から現代に至る流れまでを概観します。
( 藤原えりみ×鈴木芳雄)
〔担当講師: 鈴木芳雄 、 藤原えりみ 〕

05/15(火)
19:00~21:00
東京外苑キャンパス
第3回:ヌードあれこれ話
ヌード、あるいは女性像を画題にした自作を中心に話します。たぶん芸術と対立概念になりがちなポルノの話や、第二次性徴期の話、フェミニズムの話なども避けては通れないでしょうね。
(会田誠×鈴木芳雄)
〔担当講師: 鈴木芳雄 、 会田誠 〕

05/29(火)
19:00~21:00
東京外苑キャンパス
第4回:「ヌード」展を通して裸体表現の変遷をみる
横浜美術館で開催される企画展「ヌード 英国テート・コレクションより」について、コンセプトや出品作品について解説します。
(沼田英子×鈴木芳雄)
〔担当講師: 鈴木芳雄 、 沼田英子 〕

06/12(火)
19:00~21:00
東京外苑キャンパス
第5回:日本・近代・恋愛の起源
日本人にとって近代は大きな転換点だった。そのとき我々が切り捨てたものは何か。ヌード表現とセクシュアリティの関係を歴史を振り返りながら再考します。あと、自作についても少し。
( 鷹野隆大×鈴木芳雄)
〔担当講師: 鈴木芳雄 、 鷹野隆大 〕

担当教員
鈴木芳雄 (フリーランス編集者、明治学院大学非常勤講師)
慶應義塾大学卒業。2010年3月までブルータス副編集長を10年間務める。主な仕事に「奈良美智、村上隆は世界言語だ。」「杉本博司を知っていますか?」「若冲を見たか?」「緊急特集 井上雄彦」「仏像」など。現在はフリー編集者として雑誌、電子書籍、ウェブ、テレビ番組の編集・制作を中心に活動中。2007年からブログ「フクヘン。」で美術展情報や仕事のエピソードなどを発信している。

藤原えりみ (美術ジャーナリスト)
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(専攻/美学)。女子美術大学・國學院大学非常勤講師。著書『西洋絵画のひみつ』(朝日出版社)。共著に『西洋美術館』『週刊美術館』(小学館)、『現代アート事典』『ヌードの美術史』(美術出版社)。訳書に、C・グルー『都市空間の芸術』(鹿島出版会)、M・ケンプ『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(大月書店)、C・フリーランド『でも、これがアートなの?』(ブリュッケ)など。

鷹野隆大 (写真家)
1963年福井市生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業。2006年に『IN MY ROOM』(蒼穹舎)で第31回木村伊兵衛写真賞受賞。性の在り方を問い直す作品のほか、日本の都市空間を日々記録し続けている。個展 2000年 「ヨコたわるラフ」ツァイト・フォト・サロン、2006年「男の乗り方」など。海外でも展覧会多数。パブリック・コレクションとし て、東京都写真美術館と国際交流基金に作品が収蔵されている。

篠山紀信 (写真家)
1940年東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科在学中より頭角を現し、広告制作会社「ライトパブリシティ」で活躍。1961年に日本広告写真家協会展公募部門APA 賞を受賞、1968年からフリーに。三島由紀夫、山口百恵、宮沢りえ、ジョン・レノンとオノヨーコなど、その時代を代表する人物を捉え、流行語にもなった「激写」、複数のカメラを結合し一斉にシャッターを切る「シノラマ」など新しい表現方法と新技術で、時代を切り撮り続けている。2002年より、デジタルカメラで撮影した静止画と映像を組み合わせる「digi+KISHIN」を展開。ウェブサイト「shinoyama.net」でも、映像作品、静止画、DVD 作品など多数発表している。2012年、熊本市現代美術館を皮切りに始まった「篠山紀信展写真力THEPEOPLE by KISHIN」は全国を巡回中、90万人以上を動員している。2016年には、東京・原美術館で「篠山紀信展快楽の館」を開催した。

会田誠 (美術家)
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術館研究科修了。絵画、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐に渡る。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012-13年)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナント、フランス、14年)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、鹿児島、14年)など。

沼田英子 (横浜美術館主席学芸員)
1990年より横浜美術館に勤務。担当した主な展覧会に、「世界を編む」(1999)、「ドガ展」(2010)、「蔡國強展」(2015)、「メアリー・カサット展」(2016)、「ファッションとアート 麗しき東西交流」(2017)。主な著書に『小島烏水西洋版画コレクション』(有隣堂、2003)、『かわいいジャポニスム』(東京美術、2017)。

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大原直美・会田誠・三浦瑠麗
大原直美・会田誠・三浦瑠麗

三浦瑠麗氏、会田誠氏の作品に“セクハラ”訴えた女性に「焦点を間違えている」
2/28(木)

 テレビコメンテーターとして活躍する国際政治学者の三浦瑠麗氏(38)が28日、ツイッターを更新。現代美術家の会田誠氏(53)が講師を務めた公開講座に参加した女性が「環境型セクハラにあって、精神的苦痛を受けた」として、この講座を開催した学校法人に慰謝料など約330万円の支払いを求めて東京地裁に提訴したことについて言及した。

三浦氏は「訴えるのは個人の自由だが、会田誠氏の作品を一度もググらずにヌードを通してみる芸術論を聴講しに行ったのだろうか」と女性側の行動に疑問を呈し、「お行儀の良い場所においても会田氏のアートが知られ注目されるようになったことで、却ってアーティスト自身の表現領域が狭められる危険が生じてしまった」と問題提起した。

 さらに、三浦氏は「この問題は、大学がレフェリーだけでなくどこまで実践者を取り込めるのかという問題と関わると思う。アートならアーティスト、文学なら小説家、思想なら思想家。それが許されないのならば、大学は就活前の通過地点として選択的『教養』でも詰め込んでいたら良い」と大学の在り方を問うた。

 「会田誠氏の表現自体を攻撃対象にするのは、女性の地位向上を目指すにしても焦点を間違えていると思う」と、同じ女性として問題視した三浦氏。「男性による妄想や欲望ばかりに同調させられている、と自身が感じた環境を変えたいならば、女性による妄想や欲望講座を作ったりそこに集うという手があるし、あるいは関わらないようにする手もある」と持論を展開した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00000071-dal-ent

up-date:

2019 03 02
浮舟りつ (id:artwriter)
私も会田誠先生の講義を受講しましたが・・・?

quote:

この一件、私はこう思います。
 
「学生がシラバスを読んで受講するのは当然。講師がどのような経歴か未知であれば、申し込みをする前、少なくとも受講前には調べておくことは、受講者として最低のマナーである。」
という点で、彼女が「物言い」をいうのはルール違反です。不勉強を恥じねばなりません。
「芸術を学問とするならば、自分の感性とは別の冷静さを持ってジャッジをしなければならない。」
というのが私の信条なので、その点から彼女は「アート好きな女子」で留まるべきで、学問の領域に立ち入るべき人ではないと思います。
 
また、一方で大学側も全くポリシーがない対応だったと感じます。
彼女がここで語っている通り学校側が「セクハラを受けた事実を認めた」のなら、残念なことです。学校は、「これは芸術論であり、セクハラではない。」と毅然として居るべきだったと思います。
 
そして「校舎の立ち入りや学校関係者との接触を禁じる」のではなく、「あなたは芸術を学問として捉えることに未熟であるから、もっと多くの講師に接して学びなさい。」というのが、教育機関としてあるべき姿だったのではないかと思うのです。
 
彼女の感性が、以後の学生からあのように「ぶっ飛んだ素敵な講義」を受講する機会を奪う権利ってあるのかなぁ。
http://artwriter.hateblo.jp/entry/2019/03/02/223031

会田誠・大原直美
会田誠・大原直美
大原直美・会田誠
大原直美・会田誠

facebookの反応

R.T.: Lynda Benglisさえも告発する勢いですね。
性の抑圧からの解放がフェミニズムの主要なテーマだった気もしますが、そもそもアート表現として、ほんらい猥雑でさえない性器の表現規制こそ問題にすべきです。
展覧会(映画でも)でつまらないなら会場から出てくるのは可能ですし、批判するのも自由ですが、返金しろならまだしも裁判に訴えるというのは、芸術愛好家の人の考えではないですね。

—–

木村了子 Kimura Ryoko のfacebookサイト:
https://www.facebook.com/ryoko.kimura.50
https://twitter.com/KimuraRyoko

Ryoko Kimura
March 1 at 11:07 AM ·

京都造芸大のヌード講義の件、少ない経験ながら私も金沢美大、京都精華大、ハワイ大学で男性ヌードを含めた自作の講義をさせて頂いたことがあり、作風から多感な男子生徒へのセクハラと言われかねない内容だったかも?なので人ごとではないのですが、、怖。。
ただ、今回ちょっと、本筋とあさっての方向で若干気になったのが講師の男女比。男性3、女性2、で一見男女平等なのですが、アーティスト枠が全て男性。つまり現存の作家では、男性の視点から作られたヌード作品が主な講義の対象になっていたと推測。
ただモチーフ平等性、既存のヌード観=女性だけでなく、おそらく男性ヌードもとの配慮もあり鷹野さんを、、と個人的に推測、そこはいいと思う。私も鷹野氏講義はとても受講したいけど、ただこれでは男女ヌード共に、男性発信による表現の解説に統一されてしまっている。
たとえば、この男性ヌード枠を私、木村了子とか(全然著名でないけど汗)、著名でというなら写真家の野村佐起子さん、または著名なBL漫画家さんたちなど。。女性アーティストの描く女性ヌードも含め、女性の表現者枠を入れることで、より深く、また現代性、時代を考慮した講義となったのでは??
今回は一般向けとのことで受講者の男女比は?だけど、前世紀の男子生徒が圧倒的に多かった頃と違い、今の美大は女子生徒が圧倒的多数。ひと昔前ならともかく、そろそろ学生さんにも、男性作家だけでない、現存の女性アーティスト発信の、ヌード視点を伝えてもいい頃では?と思うのですが。。
藤原えりみさん、沼田英子さんらの女性講師による女性発信ヌード、例えば横浜美術館のヌード展におけるのシルビアスレイの紹介など、、若干のフォローははあったことと思う(いたい)けれど、、
なんかね、、男ばっか女をエロい目でみてアートと称して好き放題エロい作品作って(怒)!と一部の方々に思われがちですが、いやいやそんなことないよ!!今は女も、男性に対しエロい複雑な思いや、色々悶えながら作品に昇華(笑)自由に、一生懸命表現しようとしてますよ!!!そういう時代ですよ!!と、世間様に知って欲しいのです。
ひと昔前は、女が男のヌード描いた、描きたがった日には即変態女扱いでした。でも今は違うやん?男も女もおあいこやん?表現の自由においてはお互い様、おあいこにしようよ!というぐらいの風潮を作りたいと思うのですが。。男性アーティストへの、その作品セクハラですよ!攻撃も緩和される気もするんですがどうですかね?
なかなか美術界の企画側、運営側、世間様にそこを気づいてもらえないけど。。笑。まぁこの件本筋とかなりあさっての方向なので(汗)忘備録的な一意見。
このままだと、ヌード表現自体が自粛されたり、発表の場を失ったりしかねないのかな〜とも、、セクハラだ!というネガティヴな意見だけでない女性の視点、そしてより時代性に考慮した、面白い講義や展覧会を作っていってほしいな〜〜と強く思います。ほんでもっと私を呼んで下されw!

その反応:
仲野泰生: 同感です!先日の伊島薫さんと山田五郎さんとのトークでも話がありましたが、今の世の中、ヌードというだけで叩かれる?否、無視される風潮^_^京都場は頑張りますよ^_^❣️

今一生: アートが社会にとって不都合なことを表現できないとしたら、表現行為そのものを制約し、アートが本来持っている呪い・憎しみ・からかい・いたずら・ハラスメント・犯罪・愚かさなどを包摂する価値は奪われてしまうでしょうね。誰かが不快を避ける表現をしても、その表現自体が別の誰かにとっては不快に映るという両義性を、アートはそもそも担保しているからこそ、価値があるのではないでしょうか?

Ryoko Mizuno: 発信者の性別(あるなら)、ジェンダー、人種、国籍、階級、所属、思想…などなど、ほんとうにバランスは重要です。単純なバランスではなく。日本ではまだまだそういう視点がないなーと思います。マジョリティーが当たり前のように力をもって「配慮」という名で差別する…こんなのもううんざりだよね・・・

up-date:

compare with:

Art & Porn
Kunsthal Charlottenborg, Copenhagen
Through January 12, 2020
https://kunsthalcharlottenborg.dk/en/exhibitions/art-porn/

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Exhibition: Art & Porn @ Kunsthal Charlottenborg, Copenhagen. Works by Jeff Koons (left) and Cindy Sherman (right)


up-date 2020/12/5:

Tokyo court awards damages to woman scarred from ‘nude’ art course
December 5, 2020 (Mainichi Japan)

TOKYO — A woman seeking some 3.3 million yen (approx. $32,000) in damages for the emotional distress she experienced from being forced to view lewd videos and paintings in an art history class was awarded about 300,000 yen (approx. $2,900) by the Tokyo District Court on Dec. 4.

According to the ruling, the school operator behind the lessons, based in the western Japan city of Kyoto, has campuses of the Kyoto University of the Arts, formerly the Kyoto University of Art and Design, in the three prefectures of Tokyo, Osaka and Kyoto. It offers extension classes to adults, and held a five-session course in Tokyo between April and June of 2018, titled, “Why do people paint and want to see nudes?” A brochure explaining the contents of the course said that students would “learn art history through the timeless theme of ‘nudes.'”
Among the lecturers, which were different at each session, two repeatedly showed such things as footage of themselves from the back while they were masturbating, and a painting of a girl being sexually assaulted.
The Tokyo District Court ruled that a portion of the footage and the images that were shown to the students amounted to illegal pornographic works. It also judged that the plaintiff could not have predicted that she would be exposed to such work during the course.
The school operator has in place a system in which it recognizes credits that students receive from taking extension courses as college credits, and because the plaintiff wanted to take advantage of this system, it was necessary for her to attend all of the sessions without being late or leaving early.
Considering such circumstances, the court acknowledged that the plaintiff was forced to view and listen to the obscene works. The court also ruled that the school operator was obligated to inform the plaintiff prior to the course that students would be shown works with obscene characteristics and sexual violence, and that leaving the room in the middle of class or leaving class early would be permitted.
A representative for the school operator said, “We cannot give a comment as we have not yet seen the ruling.”
(Japanese original by Kazuhiro Toyama, City News Department)
https://mainichi.jp/english/articles/20201205/p2a/00m/0na/002000c

わいせつ作品上映で精神的苦痛、学校法人に賠償命令 ヌード美術史講座 東京地裁
毎日新聞2020年12月4日 19時47分(最終更新 12月4日 19時48分)
• 社会
• 速報
• 事件・事故・裁判
 ヌードをテーマにした美術史の公開講座で、わいせつな動画や絵画を見させられて精神的苦痛を受けたとして、講座を受けた女性が、京都市の学校法人に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(伊藤繁裁判長)は4日、法人に約30万円の支払いを命じた。
 判決によると、学校法人は東京都、大阪府、京都府の3カ所に「京都造形芸術大学(現京都芸術大学) 芸術学舎」を設置し、社会人向けに公開講座を提供しており、2018年4~6月、都内で「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」と題した全5回の講座を開いた。講座内容を説明するパンフレットには、「芸術の永遠のテーマ『ヌード』を通して美術史を知る」と記載していた。
 講師は各回入れ替わっていたが、うち2人の講師が、自らが自慰行為に及ぶ様子を後ろから撮影した動画や、少女が性的暴行を受ける姿を描いた絵画などをスクリーンに繰り返し映していたという。
 地裁は、映し出された一部について、違法なわいせつ作品に当たると判断。受講生は、わいせつ作品が講座の中で紹介されるとは予測できなかったとした。
 法人側は、講座の受講を大学の単位として認定する制度を設けており、受講生はこの制度の活用を希望していたが、遅刻や早退をせずに講座の全回に出席する必要があった。
 こうした事情を踏まえ、地裁は、受講生がわいせつ作品の視聴を強要されたと認定。法人側は、わいせつ性や性暴力性のある作品が紹介されることや、途中退室や早退が可能であることを事前に告知する義務があったと判断した。
 学校法人は「判決を見ていないのでコメントできない」としている。【遠山和宏】
https://mainichi.jp/articles/20201204/k00/00m/040/358000c

講座はセクハラと認定 学校法人に34万円賠償命令 東京地裁
12/4(金) 17:07配信

時事通信
 社会人向けの公開講座の内容にセクハラがあったとして、受講生の女性が講座を提供した学校法人「瓜生山学園」(京都市)に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、東京地裁であった。

 伊藤繁裁判長は「講座はわいせつで性暴力的な内容を含み、途中退室できることも事前に伝えられていなかった」と述べ、約34万円の賠償を命じた。

 判決によると、女性は2018年4~6月、東京都内で開かれた公開講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか」を受講。この際、講師の1人が水着姿の少女の写真を示しながらいやらしい言動を繰り返したほか、別の講師も男性の性器が写った写真などをスクリーンに上映した。女性は受講後、急性ストレス障害と診断された。

 伊藤裁判長は「受講生に強い嫌悪感や羞恥心を与える恐れがあった」と指摘。「性暴力性を有する作品やいやらしい言動を見ることを強要された」と判断した上で、同学園は講座の具体的内容などを事前告知する義務に違反したと認定した。

 同学園は「判決文が手元に届いていないため、現時点でコメントは控えたい」としている。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/b27d69dc9ba4d5181f6380abff6572cdf22d42a0

会田誠氏らのヌード講座は「セクハラ」 大学に賠償命令
新屋絵理
2020年12月4日 19時57分

 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の公開講座で、講師からわいせつな作品を見せられ精神的苦痛を受けたとして、受講した女性が大学側に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、東京地裁(伊藤繁裁判長)であった。判決は、わいせつな作品を受講生に見せたことを「セクハラにあたる」と認定。大学側に対し、講義内容を事前に告知するなどの義務を怠ったとして、約35万円の賠償を命じた。
 判決によると、大学側は2018年、ヌードをテーマに講師を招いて全5回の講座を都内で開催。その中で、美術家の会田誠氏は四肢を切断された全裸の少女の絵などを、写真家の鷹野隆大氏は全裸の男性の写真などを1~2時間にわたりスクリーンに映した。
 判決は、2人の作品が「露骨な表現で、正常な性的羞恥(しゅうち)心を害するわいせつ性がある」と指摘。受講生が成績評価を受けるには出席が欠かせないことをふまえ、「作品を見るよう強要されたセクハラだ」と判断した。その上で、作品を講義前に確認した大学側はセクハラを予見できたとして、「退室可能なことを事前に告知するべきだった」と認定した。講座を受けたことと、女性が患った急性ストレス障害の因果関係も認めた。
 大学側は「判決文が届いていないのでコメントできない」としている。
 会田氏の作品をめぐっては13年、市民団体が「女性の尊厳を傷つける」などと抗議。鷹野氏の作品については14年、愛知県美術館での展覧会で県警が「わいせつ物の陳列にあたる」として対処を求め、半透明の布などが掛けられた。(新屋絵理)

https://www.asahi.com/articles/ASND46HPJND4UTIL04J.html

T.Y.:
「多様性の肯定という教育が浸透した社会における、『弱い私の権利が守られるべき』という声が皮肉にも多様性を殺しているジレンマについて、最近めちゃくちゃ考えさせられていた矢先。今後あらゆる表現活動で問題になると思う。」

M:
「間違いなく問題になるでしょう。セクハラだ、精神的ダメージを受けたと言えばどんな作品にも干渉できるわけだし、上手くすればお金まで手に入る。
これは不当判決と思いますよ。表現の自由から得られる多大の自由と権利を損なってしまう。」

「う~ん。驚きの地裁判決。
たしか会田誠が講師となった講座で、氏の作品を紹介しながらの内容だったはず。
会田誠の講座だと謳っていて、それを好き好んで受講して、結果的にセクハラと感じて傷ついたから慰謝料成立……。
地裁だから控訴してほしいが。」

O.D.
「芸術の勉強にヌードが必須なのかは一応意見が割れるかもしれないが、美術史レベルで考えたら排除はできない。例えば、外科や法医学を学んでる医学部の学生が『切開とか解剖なんてグロいことできません!見たくありません!この講義はハラスメント!』とか学校を訴えたら、おいお前って思いますよね。」

J.G.
「”多様性の肯定という教育が浸透した社会における、『弱い私の権利が守られるべき』という声が皮肉にも多様性を殺しているジレンマ”←これマジで現代社会を的確に表していて感動した。早くこの自分にとって都合の良い多様性の尊重ばかりを強制される世の中を変えて欲しい」

H.U.
「個人的に思うのは、作品を見て、セクハラと感じたのは一人であるし、会田さんの作品を見て、私はハラスメントを考えた事がない。
考えさせられる作品が多いと思うのですが、そこが美術家の仕事をされているのかなと思う。
判決は不当だと思う。個人主観の問題に対して法律で裁いたと思っている」

—-

Hachiya
「これ、美大で教えてる身としてはかなり衝撃的な判決なんだが…」
「ちなみにこれ、確か社会人向け公開講座というか、正規生対象ではない講座だったと思うので、そういう講座では普段以上に配慮や告知は必要だったとは思う。とは言え、社会人こそ会田さんやフクヘン鈴木さんの授業受けたい人多いはずで…」

(そのコメントに対する)
S.C.
「もう観念してくれよ。黒瀬陽平、伊勢谷友介、津田大介、文壇やジャーナリストまで広げたら凄まじい数字。こんなにやらかす確率、ホンダの工場でもシャープの工場でも無いよ。これは将来において誓約書を取っても公序良俗に該当する場合でも無効だと道筋が示されるので素晴らしい内容だと思う。」

—–

P.E.
「授業を受けないと単位が貰えない。とか強制力のない公開講座で内容を碌に調べもしないで観に行ってしまった女性の(私が不快だからやめなさい)を国が認めてしまいました。」

会田誠:
「自分がこういう前例を作る一因になったことは、作り見せる側の仲間たちに悪いことしちゃったな…という気はする。でも僕がいなくてもどうせ遅かれ早かれ…とも思う。世界的な大きなうねりだから。その変化が改善か改悪か…両方あって絡み合ってる問題だから、誰も明快には語れないでしょうね。」

——–

会田誠:
Link_to_https://twitter.com/makotoaida/status/1334999629377589248

何も言わないのもナニかなと思ったので、事実のみちょっと。
○僕がやった大人向けの講座は「ヌードは芸術なんだから高尚」という一般常識には疑いの余地がありますよ、という内容が中心だった。僕が「大人に向けてヌードの歴史について語れ」と言われればそうなる。

詳しくは訴訟が起こった時にツイッターで長く書いたので興味ある人はそちらで。
○受講者は100人くらいいたが、訴えたのは1人。
○その人物はもともと大学側とトラブルを抱えていたと聞く。

○裁判に僕は何も関わってない。完全に蚊帳の外。双方の弁護士が裁判所の一室で話し合うということが中心だったと聞く。
○損害賠償の請求は(この手の裁判の上限と聞いた)330万円、判決は34万円支払い命令。裁判費用がいくらかかったかは知らない。

追伸
自分が善人だとか言う気はさらさらない。ただ僕は芸術に対しては真面目だ。「芸術とは何か」を考えるために、デビュー以来その境界線の問題に注視してきたし、これからもそうだろう。

(上の説明に対しての反応)
N.N.
「多少美術に関心があれば会田さんのお名前を見てどのような資料が使われるかは想像がつくかと思います。そもそもなぜ敢えて申し込んだ?と勘ぐりたくなります。」

M.H.
「私は会田さんを指示します。」

G.K.
「頑張って下さい。応援しています。」

R.E.
「講義前にどのような講師か調べていくのは当然のことだし、もともとトラブルが多いのであれば、その方が元々問題を持っていたように思えます。
芸術の捉え方は人それぞれです。
講義前にどのような講師か調べていくものですよね…しかも彼女は芸術に興味を持ちヌードの仕事をしていたなら尚更です」

K.A.
「ただ、女性が患った急性ストレス障害の因果関係があるとなると完全な女性への人権侵害ですね。」

——–

小松崎拓男:
「こうなっちゃうともう判例でがんじがらめだよな。会田さんだけではなくて、鷹野さんのも作品が猥褻となると、何だか悲しくなる。
猥褻って辞典だと法律的には「いたずらに人の性欲を刺激し、正常な羞恥心 (しゅうちしん) を害して、善良な性的道徳観念に反すること。」らしいのだが、本当にこれに該当するのか。彼らのは作品であって目的が全然違うのだが。
特に私は二人の作品で「性欲を刺激」されることもないし、「羞恥心を害」されたという思いもない。そして二人の作品が「性的道徳観念」に反しているようにも思えないが。裁判官や裁判長、原告は、揚げ足取りのようだが、性欲を刺激されて恥ずかしく思って、非道徳的と思ったということか。
原告が気分を害して、心に障害を負ったという事実については、同情を禁じ得ないが、だからと言って、会田さんと鷹野さんの作品が猥褻だから、そうなったということにはならないと考える。
私はホラーや高いところが苦手だ。だからそれを何らかの形で強制されたら、きっと具合が悪くなるだろう。原告の女性もきっとそうだったのであろう、と想像するのだが。つまり、猥褻だということよりも、自分の好まない、嫌いなものを目にして、そのように具合が悪くなったのであって、そのもの自体の猥褻性ということではないのではと思う。なぜなら私にとっては何一つ猥褻に感じられないからだ。猥褻であるではなく、心が拒絶するものだからだった、というなら理解できる。
ならば処方は、見たくないものは見なくても良いと言えばいいことになる。
私は授業で会田さんの作品を学生に見せる時には、事前に見たくないものには見なくて良いと、念のため通知してはいるが。大学の授業では、そこまで配慮しないと、ならない時代になってしまった、としか言いようがない。不自由だ。しかし、こうしておかないと、密告のようなことが起こる。一種戦前の隣組、監視社会のような感じだ。」

「今別のスレッド見たら、事前の内容に関する告知も随分と丁寧にやっていたらしい。それでもこんなことになるのか。正直、原告の女性の方が、嬉々とした表情で会見されている写真が流れていたが、どうなのだろうか・・・。何か論ずる点が、大きくずれているような気がしてならない。あるいは裁判の判決自体が、錯誤のようにも思う。」

アップデート:
小松崎拓男:
「本来、会田誠も鷹野隆大も「猥褻」を目的に制作している訳では無い。それは自明だ。なぜなら彼らがアーティストだからである。さらに何かを「猥褻」と感じる感情は、受けた側がそう感じたらそうなのであって、その意味ではこの女性がそのような感情を感じ、さらにはそれによって不快になり精神的な苦痛を受け病気になったのは事実であるだろう。それに対して慰謝料を求めることも間違っているとは思わない。しかし、それがすなわち彼らの作品の「猥褻性」を証明はしていない。つまり、「猥褻」が作品の属性ではなく、もっぱら、それを見てそのような感情を起こす受け手の側の問題、そのように感じてしまったらアウトという解釈に従えば、作品に「猥褻性」がなくとも成立するので、そもそも作品の属性としての「猥褻」を論議する、あるいは判断する必要がないことになる。また同時に、彼らの作品を見ても全く「猥褻」とは思わない、私のような批評家たちも多く存在する。万人が見てそれが「猥褻」だと思えるもの、例えば、ポルのグラフィのようなもの、これは目的が「性的な刺激」なので、必ず「猥褻」であるだろう。たとえ芸術的な表現に見えても。もし「猥褻」でなければポルノにならないのだから。ということで、結論的に言えば、芸術作品として表現されたものであったにも関わらず、この女性は不快になり、精神的な障害を受けてしまったのであって、彼らの作品を、そのゆえに「猥褻」「セクハラ」と決めつけるのは不当ということになる。だから、裁判では作品や講義を猥褻と認定する必要がなく、ただ精神的苦痛に対する慰謝料を認めるべきだと考える。何れにしても美術とそれを製作するアーティストに対する不当な部分を含む判決であると考える。」
……

T.M.:
「京都造形芸術大学が急いで京都芸術大学にイメチェンしようとしたのもこの1件があったのかも。
セックスワーカー呼びつけたのもあるからイメージ払拭か」

(上のコメントに対する)
R.M.
「根本的な解決ではないのに逃げるのってダサい」
「芸術なら向き合うべきだしその姿勢に惚れた学生が本物のアーティストになるんじゃない?」
「肝心のところで逃げる教育では本物の表現者は育てられないと思う」

E.T.
「これが事実だとしたら、学校側の対応に問題があったのかも?でも、セクハラではないよね。授業が気に食わなかったらすぐに退室すればいいのだから。たとえば、アレルギーがある人は、その食べ物を避けるよね。無理やり食べさせられたら犯罪行為に当たるのだろうけど。。
「大原さんは学校側に抗議。学校側は事実を認める一方で、示談の条件として校舎の立ち入りや学校関係者との接触を禁じるなどの対応をし、「外部に出したら名誉毀損として法的措置を検討する」などと大原さん側に伝えたという。」」

…………

M.H.
「全く腑に落ちない」

T.M.
「アートとは解釈である。ヌードは石である。
ヌードがダメなら、動物にも服を着せろ!
ヌードがダメ、と言うのは人間の思い上がりだ。
猥褻物を否定するのは人間を否定することだ。
陳列と言う言葉が卑猥だ。
王様はいつでも裸だ!裸は権力の証だ。裁判は権力だ。これは権力に対する侮辱行為。司法による教育の検閲。学校教育がパワハラとモラハラと言ってるのと同じだ。数学と体育は差別と格差を助長する!
セクハラでなく、セクシーハラダ。」


D.H.
最高裁まで戦ってよ。
こんな前例勘弁してくださいよ。

(上のコメントに対して:)

会田誠:
いやもうはっきり書いちゃえ。
戦うにも僕も鷹野隆大さんも訴えられてるわけではなく、訴えられてる大学は日本の学問と表現のために戦う気概があるかどうか…事を穏便に済ませたいという気持ちが、今回の賠償金1/10という痛み分けみたいな結果で、それすべて相手側弁護士のテンプレな戦略なんでしょう

Link_to_https://twitter.com/makotoaida/status/1335487291934924800

柴田英里:
Link_to_https://twitter.com/erishibata/status/1335352682719002624

は?これ本気ですか?
いよいよやばい。

ヌード表現に傷つく人がヌード講座を受講して傷ついた結果、ヌード講座主催側が敗訴するようなことが横行すれば、大学をはじめとした高等教育は不可能になる。

かつてイギリスは植民地宗主国としての自国の歴史を小学生に教えたらPTSDっ子が続出し、歴史教科書の内容をソフトにせざるを得なくなったという話を聞いたことがあるが、大学生や社会人相手の大学口座にこれを求められると、もう高等教育自体がお手上げになる。

会田誠のヌードがセクハラになると、有名フェミニズムアートはほぼセクハラになる。有名女性のマンコを勝手にグロく造ったジュディ・シカゴや、マンコ彫刻や乳癌切除乳ヌードのハンナ・ウィルケ。草間彌生やオノ・ヨーコのパフォーマンスも危うい。
ろくでなし子はすでに前科一犯だけれども……。

千葉雅也:

不快なものと出会わないで済む、のを最大化するのが正しい社会のあり方なのではありません。控訴すべき。会田誠氏らのヌード講座は「セクハラ」 大学に賠償命令:朝日新聞デジタル

まあ、90年代あたりの理論が道徳適合的な形に俗流化されたわけ。俗流カルスタ、俗流フェミニズム、俗流クィア、俗流ポスコロ、俗流ネオリベ批判、そんなのばっかになった。

山口貴士:
Link_to_https://twitter.com/otakulawyer/status/1335196314112466944
「当たり屋」の横行に繋がり、学問の自由、芸術活動への萎縮効果を生じさせかねない判決。芸術の本質は人の情動を激しく揺さぶることにある。この程度の作品でトラウマを覚えるような人間には美術大学に行くべきではなかろう。京都芸術大学は控訴して徹底的に戦うべき。

K.T.
動画を見たら、原告は「猥褻か否かの議論は芸術論になってしまうので、作家は訴えない。この講座の主催者を訴える」とはっきり言っています。
なので、主催者が事前通達を怠ったことに対しては、少なからず責任はあると思うので、訴え自体には理解をします。
しかし、理解できない部分もあります。鷹野隆大が、男性器を見たくない人は挙手してほしいという事前の通達をしたにもかかわらず、原告はノーリアクションだったわけです。なのに男性器を見せられたと文句を言っています。これは絶対に納得できません。
なので、個人的には、この原告に対しては疑問を持っています。


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