Art + Culture

手塚マキ氏の歌舞伎町の新「クラブ春」 TEZUKA Maki's New Club "HARU" @ Shinjuku Kabukicho

新宿・歌舞伎町に、手塚マキさんが手がける新しいクラブ Screenshot from brutus website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
新宿・歌舞伎町に、手塚マキさんが手がける新しいクラブ Screenshot from brutus website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense

今日のエリイちゃん(aka エリイ Chim↑Pom from Smappa!Group)のリツイートを気になりますね。
Link_https://twitter.com/smappatekka/status/1559891550569541638
BRUTUS夜特集ではSmappa!Groupの「クラブ」が!
クラブ春はワインリストが素晴らしいです。
新宿・歌舞伎町に、手塚マキさんが手がける新しい”クラブ”ができたらしい

引用:
手塚マキ氏
「僕自身、4年ほど前から歌舞伎町のクラブで飲み始めるようになったんですが、男も40歳を過ぎるとお酒の飲み方も変わってくる。キャバクラで派手に遊ぶ気分じゃないし、可愛い女性に隣に座ってもらって口説くような飲み方には正直疲れてきている。かといって、男同士でバーで渋く飲むっていうのも少し味気ない。落ち着いて良い酒が飲めて、綺麗どころもいるんだけど色恋関係なく過ごせる。そういう居心地のいい場所、自分自身も飲みに行きたくなるような店を作りたかったんですよね」

手塚マキ氏:落ち着いて良い酒が飲めて、綺麗どころもいるんだけど色恋関係なく過ごせる。そういう居心地のいい場所、自分自身も飲みに行きたくなるような店を作りたかったんですよね
手塚マキ氏:落ち着いて良い酒が飲めて、綺麗どころもいるんだけど色恋関係なく過ごせる。そういう居心地のいい場所、自分自身も飲みに行きたくなるような店を作りたかったんですよね Screenshot from brutus website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense

https://brutus.jp/clubharu/

http://clubharu.com

https://www.instagram.com/_haruka416_/

https://bar.smappa.net

どんどん面白い流れ、風の時代になりそうで、記録させていただく。
興味がある方、他のリンクを是非ともチェック。

エリイちゃん Ellie
https://art-culture.world/articles/ellie-エリイちゃん/

六本木の日本社会のディストピア・シナリオ:「セックスワーカー」ブブ・ド・ラ・マドレーヌ (@Ota Fine Arts) と「アートワーカー」チン↑ポム エリイ (@森美術館)
Japan’s Society – Dystopian Scenario in Roppongi: “Sex Worker” BuBu de la Madelaine (@ Ota Fine Arts) And “Art Worker” Chim↑Pom Ellie (@ Mori Art Museum)
https://art-culture.world/articles/bubu-de-la-madelaine-dumb-type-ellie-chim-pom/

東京アートシーンの中心、MUJIN-TO / FUJIKI Rikaに所属しているChim↑Pom @ 歌舞伎町
Tokyo’s art scene, MUJIN-TO / FUJIKI Rika’s artist group Chim↑Pom @ KABUKICHO
https://art-culture.world/articles/mujin-to-fujiki-rika-chim-pom-kabukicho/

東京のANOMALYがオープン!Tokyo’s ANOMALY is open!
https://art-culture.world/articles/anomaly-tokyo-is-open/

Lost in Translation: 銀座ホステスクラブ vs 銀座クラビング
Lost in Translation: Ginza Hostess Club vs Ginza Clubbing
https://art-culture.world/articles/ginza-hostess-club-clubbing-クラビング/


おまけ:

同じ日、エリイちゃんのリツイート

エリイ Chim↑Pom from Smappa!Group Retweeted
手塚マキ
@smappatekka
最近は会社のことをちゃんと調べて、数あるホストクラブから選んでSmappa!Groupホスト部に面接に来てくれる、高学歴の学生が増えています。
夏のホスト体験大募集!未経験・学生・大歓迎!|Smappa! Group
Link_https://twitter.com/smappatekka/status/1560215837596078080

10
Twitter screenshot

夏のホスト体験大募集!未経験・学生・大歓迎!|Smappa! Group
https://www.smappa.net/recruit_summer/

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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense
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Screenshot from smappa.net/recruit_summer website. ここに載せたスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。 Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense

令和4年9月15日アップデート:

インボイス制度って何?大阪 北新地のホステスたちは…

高級クラブのホステスが勉強会
高級クラブのホステスが勉強会

インボイス制度を知っていますか?
消費税率を正確に把握するために、国が新たに導入する制度です。
いったいどんな制度なのでしょうか?

高級クラブのホステスが勉強会

西日本を代表する高級歓楽街・大阪北新地。
14日、ホステスたちの勉強会が開かれました。
先生は大阪国税局の職員。
来年10月から始まるインボイス制度について学びます。

インボイスは、国が事業者の納税額を正確に把握するため、税率や税額を記載する「請求書」です。

消費税が10%に増税されたときに、食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率が適用されたことから、導入することになりました。

インボイスが導入されるとどうなる?

インボイスが導入されるとどうなるのでしょうか?架空の飲食店を例に見ていきます。

高級クラブのホステスが勉強会2
高級クラブのホステスが勉強会

例えば、料金が13000円だとすると、消費税が10%で1300円。
客は合わせて14300円を店に支払います。

店から報酬を受けているホステスは個人事業主と見なされています。
ホステスの報酬が1万円、衣装代が7000円だったとします。

インボイスの登録をしていると仕入れの時の税額控除ができるため、
▽店が支払う消費税は1300円から1000円を引いた「300円」
▽ホステスが支払う消費税は1000円から700円を引いた「300円」です。

しかしインボイスの登録をしていないと
▽店は「1300円」
▽ホステスは「1000円」
と、それぞれ消費税の支払い金額が増えます。

税額控除を受けるためには、インボイスに登録しておく必要があるのです。
インボイスに登録している事業主や会社を優先しようという動きにつながるかもしれません。

消費税の控除が受けられなくなるかも

利用する客にとっては関係なさそうにみえる話ですが、会食などで飲食店を利用し、経費として精算する場合、インボイスに登録した店でないと、会社は消費税の控除が受けられません。

今後、会社から利用する際は「インボイス登録している店か確認を」と求められるかもしれません。

一方で懸念の声も…

課税売上高が1000万円以下の免税事業者が多い業界からは、インボイス制度の導入に懸念する声もあがっています。

「日本アニメーター・演出協会」はことし7月「インボイス制度への懸念に関する意見表明」を出しました。

その中では「アニメ制作者の多くはフリーランスで『免税事業者』だが、制度の導入により、取り引き先の制作会社などから『仕入税額控除』ができないことを理由に不利益な扱いを受けるおそれを避けるため、課税事業者となる選択を迫られることになる」と指摘しています。

さらに「アニメ制作会社の半数近くは赤字で、インボイス制度は運営コストと税負担の双方で、制作現場の環境を悪化させる」と指摘しています。

また「日本漫画家協会」もことし7月「現行のインボイス制度導入反対について」の声明を発表しました。

漫画家の大半がフリーランスとして創作活動を行っていて「免税事業者」が多い中、インボイスを発行するためには、課税事業者への変更を余儀なくされること。

インボイスに登録しないと発注元との関係悪化が懸念されるし、登録すると事務作業が膨大なこと。

さらに、ペンネームで活動することの多い漫画家にとっては、インボイス発行事業者になると「適格請求書発行事業者公表サイト」に氏名が公表されるため、個人情報保護への懸念を抱く漫画家もいることなどを指摘しています。

登録率はおよそ30%

インボイス制度の導入は来年10月からです。
今のところ登録率はおよそ30%。

北税務署の眞砂剛志署長は「制度を知ってもらうことで不安を解消し、余裕を持って登録の申請をしてほしい」と話しています。


よくある3つのホストトラブルと対処法を弁護士が徹底解説

「ヤバイ!ホストとトラブルになったけどどうやって解決すればいいの?」という既にトラブルに巻き込まれた人もいれば、
「そもそもホストクラブではどんなトラブルが起きるの?」という方もいることでしょう。
そこでここでは、ホストトラブルや男女問題全般に強い弁護士が、ホストクラブで良くあるトラブルを3つ厳選して紹介するとともに、各トラブルへの対処法もわかりやすく解説していきます。

誰でも気軽に弁護士に相談できます

全国どこからでもメールや電話、LINEでの無料相談ができます
24時間年中無休ですので早急な対応が可能です
男女問題を穏便かつ早急に解決することを得意としております

よくある3つのホストトラブルと対処法

1.売掛(ツケ・未収)トラブル
ホストトラブルで一番多いのは、やはり売掛(ツケでオーダーすること。「掛け」とも言います)にまつわる金銭トラブルです。
売掛とは、店または担当ホストによる料金の立替払いですので、いわば借金です。
そして、お客がこの借金を期日までに払えなかったり、払わずに逃げ出す(飛ぶ)とトラブルに発展します。
具体的には、自宅や実家(の親)、職場に取り立てに行くと担当ホストからメールや電話で脅されたり、実際に取り立てに来られることもあります。
また、払えないお客に対しては、サラ金やヤミ金で借入させたり、風俗に沈める、殴る蹴るの暴行を働くなどの手段で回収を図ることもあります。
売掛の立て替えはほとんどのお店で担当ホストが責任を負うシステムとなっており、回収ができないと給与から天引きされてしまうためホストも必死なのです。

予防法

売掛をせずに予算を決めて遊ぶことが重要です。
ホストクラブで遊びなれている女性の中には、最初から担当ホストに予算を伝えておく人もいるようです。
ホストクラブはあくまでも一時の夢をお金で買う場所ですので、長く上手に楽しみたいなら無理のないプランを立てる必要があるでしょう。
ただ、サラ金でお金を借りたりクレジットカードで決済してしまうなど自制の利かない方は、貸付自粛制度を利用しましょう。
日本貸金業協会または全国銀行協会に自分から申し出ることでお金が借りれないようにすることができます。

対処法

売掛=借金である以上、お客が返済義務を負うのは当然です。
とはいえ、脅迫や暴力、無関係の親を巻き込んで売掛金の回収をすることは、その態様によっては恐喝罪や強要罪が成立します。怪我をさせられた場合は傷害罪に該当することもあるでしょう。
身の危険を感じた場合は110番通報するか、最寄りの警察署に被害届を出してホストを逮捕してもらうのも一つの手段です。
ただし、これにより売掛の返済義務がなくなるものではありませんので、根本的な金銭問題を解決するためには、警察に通報する前に弁護士を介入させる方法もあります。
弁護士が依頼を受けると、すぐにホスト側に、「代理人となったので依頼者への連絡・接触をしてはならない」と警告を出します。
警告に従わなければ、刑事告訴や民事で慰謝料請求されるリスクが高まるため、取り立て行為が落ち着くことがほとんどです。
そして、お客はホスト側と一切連絡を取る必要がなくなり、支払期限やスケジュール調整の交渉、減額交渉などを全て弁護士に一任して安心した生活を過ごすことができます。
なお、警察に動いてもらう、或いは弁護士に対応してもらう場合にも、ホストや店から受けた被害の証拠が重要となってきます。
暴力を受けた場合は必ず病院で診断書をもらい、メールやLINEのやり取りは消去せずに必ず保存しておきましょう。

2.お客同士のトラブル

当たり前のことですが、一人のホストに対してお客は一人ではありませんので、指名が被ることがあります。
指名が被れば担当ホストはヘルプを残して別の指名客のテーブルに移動してしまうことがありますが、それに不満を感じて客同士で店内での罵り合いや掴み合いの喧嘩に発展してしまうこともあります。
さらに、SNSや掲示板上で、他のお客の容姿や店に落とす金額、アフターの内容などでマウントを取り合い、お客同士で誹謗中傷の書き込み合戦となるトラブルです。
過去には、医師でタレントの脇坂英里子さんと同じホストを指名していた他のお客(風俗嬢)が、「自殺しなければあなたも殺されるみたいだよ」などとホスラブに書き込み、脅迫容疑で逮捕されています。
供述によると風俗店員であることを脇坂さんに馬鹿にされたことが動機のようですが、ネット誹謗中傷から発展したホストトラブルの典型例といえるでしょう。
また、同じホストクラブに通うお客3人のうち2名がもう1名を暴行死させた事件も過去には発生しています。

予防法

わざと他のお客が嫉妬するような書き込みをしてその反応を楽しむ悪趣味な人もいるため、掲示板やSNSで他のお客が書き込んだ内容に過敏に反応しないようにしましょう。
また、他の客のSNSのアカウントを特定して投稿を閲覧することも厳禁です。
担当ホストとのアフターやお泊り、本カノアピールや匂わせなどの投稿で、冷静な判断力を失ったアナタが誹謗中傷を書き込んでしまうこともあるからです。
また逆に、自分も同様の書き込みをして敵を作るような真似はやめましょう。

対処法

店内でのトラブルについては、担当ホストや黒服などの内勤スタッフに相談すれば何らかの対処をとってくれるでしょう。
それに対し、ネット誹謗中傷については、書き込み犯人がわからない以上はホストクラブは対応のしようがありません。
この場合、まずは発信者情報開示請求という手続きで犯人を特定する必要があります。
犯人を特定できれば、書き込み内容によっては名誉棄損罪での刑事告訴もできますし、慰謝料請求も可能だからです。
ただし、発信者情報開示請求は最終的にはプロバイダに対する訴訟が必要ですし、慰謝料請求も相手が任意での支払いに応じなければ裁判を起こす必要があります。
訴訟には高度な専門知識が必要なため、ご自身での対応が難しいと判断された場合は弁護士に依頼することで犯人特定から慰謝料請求まで一貫して全て任せることができます。

3.ホストとのお金の貸し借りのトラブル

交際相手(友人・知人の場合もありますが)のホストにお金を貸したけど返してくれないというトラブルも少なくありません。
また、担当ホストから「あとで返すから」と言われて高額なボトルを入れたが結局返金されないというトラブルも目立ちます。
そのほかにも、結婚をちらつかせ、「必ず返すし、そのうち一緒になるんだから心配する必要はないよ。」などと甘い言葉でお金を引っ張る結婚詐欺に近い手口を使うこともあります。
返済を求めると徐々に連絡がつかなくなってフェードアウトされるか、「貰ったものだ」「裁判を起こせばいい」と開き直る二パターンに分かれます。

予防法

まず、交際していようがいまいが、ホストにお金を貸さないことが一番の予防法です。
そもそも恋愛関係にあると考えているのは女性だけで、ホストからしたら”単なる色恋営業の一環””都合のいい女”としか考えていないかもしれません。
そのため、どうしてもお金を貸すのであれば、必ず借用書を書いてもらい、できることならば強制執行認諾約款付きの公正証書にしておくべきでしょう。
借用書があれば、もしホストが返済しない場合に訴訟で返済を求める時の証拠となりますし、公正証書にしておけば訴訟をせずにホストの財産(給与等)を差し押さえて回収を図ることができるようになります。
とはいえ、好意を抱いているホストに対して借用書を書くよう頼みづらい女性もいるのではないでしょうか。
その場合は少なくとも、メールやLINEで、「いつ・幾ら貸したのか・いつまでに返済してくれるのか」が分かるやり取りを残しておきましょう。
借用書がなくてもこれらのやり取りも金銭の貸し借りがあった証拠として訴訟で使うことができるからです。
また、「あとで返す」のケースでは、その場(店内)で借用書を書いてもらうわけにはいかないでしょうから、店を出た後にでも、メールやLINEで立て替え払いをしたことが分かるやり取りを残しておくべきでしょう。

対処法

ホストに貸した金額が60万円以下であれば、少額訴訟を簡易裁判所に起こしましょう。
少額訴訟は申立費用も安く、原則1日で審理が終了して、その日の内に判決が言い渡されます。
手続き方法も簡単で、弁護士に依頼せずともご自身で行えるため弁護士費用もかかりません。
裁判に勝訴すれば、仮執行宣言が付与され、ホストが返済に応じなければ強制執行(財産の差し押さえ)もできます。
ただし、裁判を起こすにはホストの本名と住所が必要です。
不明な場合には弁護士による職務上請求や弁護士照会という制度を利用して本名と住所を明らかにする必要がありますので、弁護士への依頼が必要でしょう。
また、ホストに60万円を超えるお金を貸している場合は、少額訴訟ではなく通常訴訟を起こす必要があります。
通常訴訟を起こすには専門知識が必要なため、やはり弁護士に依頼した方が良いでしょう。
ホストに強い弁護士であれば、訴訟にせずとも、ホストと交渉して返済させることが出来る場合もあります。
ホストとの金銭トラブルでお困りの場合は、手持ちの証拠を持参して、まずは弁護士に相談に行くことをおススメします。

ホストトラブルの事例はまだまだある

ホストトラブルとは、金銭トラブルと男女トラブルの集合体のようなものです。
そのため、上で紹介したホストトラブルはあくまでも一例に過ぎず、ほかにも以下のような相談事例が弁護士に寄せられます。
娘がホスト狂いで、風俗で働いたお金で借金を返済することの繰り返しとなっている。救い出せないか。
自分の本意ではないのに強引に高額なお酒を下されたので支払いたくない。
妊娠が判明したことを伝えたら連絡が途絶えた。中絶費用や慰謝料を請求したい。など
また、「お客から売掛金を回収して欲しい」「ストーカー被害を受けている」といったホスト側からの相談もあります。
最近では、ギャラ飲みやパパ活で資金調達してそのお金をホストにつぎ込むことを繰り返すほどハマっている女性も多く見受けられます。
しかし、ホストクラブはあくまでも疑似恋愛であり、お金を払ってお姫様扱いを受けているに過ぎないことをしっかりと自覚したうえで適度に遊ぶ必要があるでしょう。
もしホストトラブルに巻き込まれた場合は、男女トラブルに強い弊所の弁護士までお気軽にご相談ください。
アナタが今苦しまれている状況を全力で弁護士が解決し、二度とホストトラブルに巻き込まれないよう親身誠実にアドヴァイスさせていただきます。
相談する勇気が解決への第一歩です。


Ex-Kabukicho host club worker allegedly forced customer into prostitution
January 23, 2023 (Mainichi Japan)

TOKYO (Kyodo) — A former worker at a host club in Tokyo’s Kabukicho nightlife district has been arrested on suspicion of coercing a female customer into prostitution so she could pay off her bills, police said Monday.

Takuya Akiba, 27, allegedly forced the woman, who is in her 20s, to work at various brothels in Tokyo as well as Fukushima, Ehime, Kumamoto, Oita and Okinawa prefectures between October 2021 and March 2022, police said.

The suspect demanded around 10 million yen ($77,500) in unpaid dining expenses from the woman, according to the police.

“I wanted to be the No. 1 (host) at my host club, so I forced her into prostitution,” the suspect was quoted as telling investigators after his arrest over the weekend.

The woman is believed to have given Akiba money she earned as a prostitute.

Two other individuals, including Naoto Udagawa, 27, have been arrested on suspicion of introducing the woman to brothels at Akiba’s request. Ten more people, including brothel managers, have been arrested for allegedly providing places for the woman to engage in prostitution.

https://mainichi.jp/english/articles/20230123/p2g/00m/0na/037000c


up-date 2023/3/21

screenshot from the instagram account of maki smappa
Screenshot from the instagram account of maki smappa. Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense

2023/1/30
maki_smappa
20年目が始まりました。

今年のテーマは

「挑戦者〜採用・教育やるぴょん〜」

20年目はイケイケでいきます。

現場重視!!

#歌舞伎町 #ホスト #新年会
Link_https://www.instagram.com/p/CoBWCd0SKuz/?hl=ja

screenshot from the instagram account of maki smappa
Screenshot from the instagram account of maki smappa. Creative Commons Attribution Noncommercial-NoDerivative Works photos: cccs courtesy creative common sense

2023/3/10
maki_smappa
ブコウスキースタイルで生きています。
午後は昨日の残っているガソリンで悦に入りながら雄弁に語り、夕方には酒鬱が入ってくるので、急いで酒を飲む。

健康診断に行こう。

#歌舞伎町 #酒 #二日酔い #kabukicho #ブコウスキー
Link_https://www.instagram.com/p/CpmNdKuvqEl/?hl=ja

up-date 2023/4/27

東京 歌舞伎町のホストを逮捕 客に売春の客待ちさせた疑い
2023年4月27日 11時53分 事件
東京 歌舞伎町のホストクラブで働くホストが、滞納している料金の返済を名目に、客に売春の客待ちをさせたとして逮捕されました。警視庁は、歌舞伎町の路上で客待ちをさせ、繰り返し売春をさせていたとみて、詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、歌舞伎町のホストクラブで働くホスト、江川誉容疑者(25)です。

警視庁によりますと先月、ホストクラブの20代の客に「売春して稼いだら店で会える」などと言ってそそのかし、歌舞伎町の路上で売春の客待ちをさせたとして、売春防止法違反の疑いが持たれています。

ホストは客に飲食代として連日、およそ20万円を支払うよう求めたうえで、売春をして返済するようしむけ、歌舞伎町の公園のそばの路上に立たせて客待ちをさせていたということです。

客は今月までのおよそ40日間、売春を繰り返していたとみられ、得た金の8割をホストに渡していたということです。

ホストは「自分の売り上げを上げるためにそそのかした」と容疑を認めているということです。

警視庁によりますと、この公園の周辺では去年、売春の客待ちをしたなどとして51人が検挙されていて、そのほとんどがホストクラブへの支払いが目的だったということです。

警視庁は、専門の相談員を周辺に配置するなどして注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230427/k10014050891000.html

「売上や指名本数をあげるため」女性客に売春そそのかした疑いで歌舞伎町のホスト逮捕

 東京・歌舞伎町のホストの男が、女性客に売春するようそそのかしたとして逮捕された。

【映像】逮捕されたホストの男

 ホストクラブ従業員の江川誉容疑者(25)は、23歳の女性客に対し、新宿区の大久保公園で売春の客待ちをするようそそのかした疑いがもたれている。

 警視庁によると、4月、女性が大久保公園で客待ち中に現行犯逮捕されたことから事件が発覚した。

 女性は40日間客待ちの売春行為を行っていたという。受け取った額の8割を江川容疑者に渡し、残りの2割を生活費にしていたという。取り調べに「売上や指名本数をあげるため」と容疑を認めている。

 大久保公園の周辺では、売春の客待ちが相次いでいて、今年だけで18人が検挙されている。(ANNニュース)
https://times.abema.tv/articles/-/10077219

指名本数(しめいほんすう)
最終更新日:22/6/9
ホストがお客様から指名された数のこと。
指名してくれたお客様の人数ではなく来店回数。
同じお客様でも来店頻度が高ければ指名本数はどんどん上がる。
同じ日に2回来店しても基本的にプラスされる。
ホストクラブでは、毎月売上ランキングを発表しているが、同時に指名本数ランキングも発表することが多い。
ホストの実力や人気が数字で分かりやすくなっているので新たな指名客を獲得するチャンスが生まれやすい。
人気ホスト目当てのお客様の来店も増えるため、指名本数が多いホストは給料とは別に特別報酬・賞金がもらえることが多い。
現在の日本一の指名本数記録は月間730本。
https://host.dan-work.com/kansai/special/dictionary/nominate_count.php



東京・新宿歌舞伎町“コンカフェ”に通う少女たち 何を求めて?
2023年5月2日
「コンカフェで1日最大20万使ったことがある」(15歳少女)
「誰にも必要とされていないと思っていたけど、コンカフェは全肯定してくれる」(14歳少女)

「コンセプトカフェ」(通称・コンカフェ)は店員が、特定の世界観のキャラクターにふんして接客を行う店です。中でも、新宿・歌舞伎町では若い男性店員が接客する「コンカフェ」が急増し、10代~20代の女性を中心に人気を集めています。有料で“推し”の男性店員と写真が撮れたり、高額な料金を支払うことでプリクラやデートなどの“特典”を得られたりするお店も。

取材を進めると、10代の少女たちが数十万を費やしたり、店に通うお金を得るために「パパ活」を始めたりする実態が見えてきました。少女たちは何を求めて「コンカフェ」に通うのでしょうか。少女たちの声を聞きに歌舞伎町に通いました。(2022年取材)
(首都圏局/ディレクター 二階堂はるか)

歌舞伎町で「コンカフェ」が急増
歌舞伎町の真っ赤なアーケードをくぐると、学生服や貴族風の格好など、さまざまな衣装を身にまとったコンカフェの男性店員たちが、店の宣伝を行う姿が見えてきます。

執事や王子様、天使や悪魔、アイドルなど特定の世界観のキャラクターにふんした男性たちが、それぞれのコンセプトにあわせてデザインされた店内で、接客を行うことが特徴の「コンカフェ」。歌舞伎町では、こうした店舗がここ1、2年で急増、その数は少なくとも20軒以上あるとみられています。

利用者は多くが10代から20代の若い女性たち。その中には「トー横キッズ」と呼ばれる少女たちもいました。ここ数年、歌舞伎町には親からの暴力や育児放棄などから家にいられず、学校や地域などにも居場所がない子どもたちが全国から集まっていて、その一部がコンカフェにも通うようになっています。

16歳・高校2年生
「男性店員にリアルに恋してるみたいなので『リアコ』っていうんですけど、リアコのところに行くときはガチで本当にワクワクし放題」
15歳・中学3年生
「1日最大20万使ったことがある。お店に行くだけでメンタル回復する。会える日にち決めて、それまで頑張ろうって気持ちになるから。生きるモチベーション、本当に大事な存在」

ボトル1本1万円超 「“推し”が喜んでくれるなら」
最近コンカフェに通い始めたという高校2年生のつむぎさん(仮名・17歳)。東海地方からやってきていました。

つむぎさん(仮名・17歳)
「コンカフェは、ティックトックとかツイッターを見て知りました。おすすめとかに出てくる。歌舞伎町を友達と歩いていたら、メンコン(メンズコンセプトカフェの略)で働く男の人が声かけてきて、めっちゃかっこいいなって思って。友達がそのメンコンに行こうって言ったら、めっちゃ話しかけてきて、行こうってなった」

初めて行った店で、1時間以上男性店員との会話を楽しんだというつむぎさん。さっそく“推し”の男性店員ができました。

「店員とチェキ撮るのが1枚1000円ぐらい。集めようと思ってる。最初は緊張してたけど、話してくるうちに楽しいなって思って、めっちゃ会話弾んで。『服かわいいね』とか『似合ってるね』とか『髪型もかわいいね』とか褒めてくれるし、うれしかった」

その時の記念にとっているというレシートを見せてくれました。1杯1000円ほどの店員へのドリンクや写真撮影などにお金を使い、その日の支払いは合計9600円になりました。

「めちゃくちゃ高くなりました。店員が『のど渇いたからドリンク飲んでもいい?』って聞いてきて。断れないじゃん。だからいいよって言ったら、どんどん金額があがっていった」

その店のメニュー表を見ると、ビールやカクテルなどのお酒が1杯500~1000円ほどからある一方、さまざまな種類のノンアルコールのスパークリングもあり、ボトル1本が安くて3000円ほどから、3万や5万、8万円以上のものもありました。

また、店には男性店員の売り上げランキング表もありました。客が男性店員にお金を使えば使うほど給料に上乗せされ、ランキングが上がる仕組みです。

その後、男性店員のためにバイト代などをやりくりして再びお店に行ったつむぎさん。支払額は1万7600円。今回初めて1本1万円以上するボトルをたのみました。

「ボトルおろしたらランクが上がるかなって思っておろした。高いって思ったけど喜んでくれるならいいかなって思って。“推し”のためにお金を使うのは、もったいないとは全然思わない。喜んでくれるし全然いいと思う。

また行きたい。他の人もボトルとかいろいろ入れているから、その人たちに負けたくない。そういう人たちよりももっと頑張りたいなって思う」

コンカフェが“唯一の居場所”
人とつながるためにお金を使う少女たち。その根底にはどんな気持ちがあるのでしょうか。
“コンカフェに行くときだけは心が安まる”という中学生のゆいさんに出会いました。コンカフェに通って4か月程がたつといいます。

ゆいさん(14・仮名)
「新しい“推し”見つけたし。幸せ、早く会いたい、毎日行きたい。家だと兄弟とかもいないし、1人が多いし、何かあった時に人に会えないのがつらいから。でもメンコンは落ち着いて楽しいし、幸せ」

ゆいさんが幼いころに両親は離婚。母親と2人で暮らしてきたといいます。いまはあまり家に帰らず、歌舞伎町で出会った仲間たちと一緒にホテルに泊まったり、野宿したりして過ごしています。

「親は私のこと、全部放置してるもん。話さないもん、家にいても。親もずっといろいろな彼氏がいて、私は放置されることが多かったから、私って邪魔だなって思って。親に『死ぬ』っていったら『勝手に死ね』『死にたいなら勝手に死んでこい』みたいな感じで言われたから、やっぱり私、必要とされていないんだな、みたいな。誰にも必要とされなくて何のために生きているんだろう、みたいな」

学校にもなじめず、どこにも居場所がないと感じてきたゆいさん。コンカフェにいるときだけは心が休まるといいます。

「話を聞いてくれたりとか、気にかけてくれる。メンコンは全肯定してくれる。『そうなんだね』『え、やばいね』『大変じゃん』とか全肯定してくれるから、なんていうんだろう、満たされるというか、幸せになれる」

店に通うお金を得るために、ゆいさんはSNSで知り合った見知らぬ男性と食事などをしてお金をもらう『パパ活』を始めました。

「健全(性的接触がない)だから。めっちゃ頑張れば1万、だいたいは7000円もらえる。会ったことない人とパパ活するのは、怖いって思うけど。でもどうにかなるなっていう精神でやってる。例えば、遠いとことか場所がわかんないところとかは行かないようにして。メンコンの料金が高いなぁって思うけど、その分いまが幸せだからパパ活頑張ろうって思える。私いま、メンコンが一番楽しいし、自分の気持ちが落ち着く場所だから」

一見するとホストクラブのよう・・・なぜ未成年が行けるのか?

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一見するとホストクラブのような営業形態にも思えるコンカフェ。なぜ未成年が行けるのでしょうか。

本来、ホストクラブのような「接待」を伴う店は、風俗営業法上の許可が必要です。許可がなければ、18歳未満は入店できず深夜営業もできません。

しかし、一部のコンカフェの中には、例えば男性店員が席には座らず、ひざまずいたまま特定の客と談笑などすることで「接待にはあたらない。だから許可はいらない」として未成年の入店を可能としているところがあります。

ただ、風俗営業に詳しい弁護士法人・響の西川研一代表弁護士は、こうした業態が接待に当たる可能性もあると指摘します。

弁護士・西川研一さん
「接待に当たるかどうかは個別の要素ではなく総合的に判断されることが前提ですが、座っていようがしゃがんでいようが、接待には当たり得ます。また、有料の写真撮影を行ったり、店員の指名料があったりする場合なども、接待と認定される重要な要素になり得ます」

重要なのは子どもの選択肢を増やしていくこと

“生きづらさ”を感じる少女たちに、大人や社会はどう向き合うべきなのでしょうか。
貧困や虐待などに直面する10代の少女たちの声を聞き、シェルターでの保護や専門機関につなげる支援を続けてきたNPO法人「BONDプロジェクト」代表の橘ジュンさんに話を聞きました

橘ジュンさん
「少女たちの相談を待っているだけでは届きませんし、こうした子どもたちと出会えません。だから私たちが気にして、直接探しに行く、話を聞いて時間をかけて信頼関係をつくることが大事なので、アウトリーチの活動をもっと広げていきたいと思っています。子どもたちは支援者が会いに行くだけで信用してくれるんです。自分のためにわざわざ来てくれたって。子どもたちも直接会うことを本当は求めていると思います。

自分たちと会うことで気分がすっきりしたり楽になったり、自分の話を聞いてほしい時に頼れる存在として、信頼できる大人やそうした時間、居場所といった選択肢を増やしていくことが大切だと思います。何度も少女たちに会って、彼女たちの選択肢をつくっていくと、変わっていく子もいます。だから諦めないで関わり続けること、私たちが諦めないこと、大人たちが諦めないことが大切だと思います」

少女たちに出会って

歌舞伎町で多くの少女たちに出会い、話を聞かせてもらいました。少女たちの心の奥には、自分の話を少しでも聞いてほしい、誰かに少しでも必要とされたい、少しでも自分という存在を気にかけてもらいたい…といった気持ちがありました。たとえ1時間でもいいから、数万円という高額のお金を使ってもいいから、その気持ちを満たそうとする少女もいました。

何にお金を使うかは少女たちの自由です。ただ、少女たちが生きてきた中で、お金の対価としてではなく、誰かに褒められたり、応援をしてもらったり、真剣に話を聞いてもらえたり、ありのままの自分を認めてもらえたり、そういう経験はなかったのだろうか、そういう人間が少女たちのそばにいなかったのだろうか、少女たちに関わってきた大人たちは何をしていたのだろうか…など、少女たちの境遇に思いをはせると、胸が締め付けられるような気持ちがしました。

自分という人間がただ自分のままで認められる場所が、家庭や学校、地域だけじゃなく、社会の選択肢としてもっとあってもいいのではないか。
歌舞伎町に集まる少女や少年をはじめ、息苦しさや生きづらさを感じる子どもたちにとって、居心地の良いと思える居場所とは一体どんな場所なのだろう。新たに生まれた問いの答えを、今後も歌舞伎町に通いながら子どもたちの声の中から見出していきたいと思います。

歌舞伎町に集まる少女たちを8か月取材した記事はこちら。

新宿歌舞伎町の子どもたち 「トー横」に集まる理由は タワー開業で再開発進む
2023年4月14日
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230414a.html

※未成年の取材にあたっては、NHKでは必要に応じて保護者の承諾を得ることとしていますが、親との関係に悩んでいたり、育児放棄とみられる状況に置かれたりする子どもも多く、専門家と相談した上で、あえて保護者と連絡を取らずに取材を進めたケースもあります。

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230502b.html


ホストクラブ 悪質接客の店へ指導強化 厳しく取締りへ 警察
2023年11月11日
ホストクラブの店員が、客の女性に高額な料金を請求して借金を背負わせたうえ、売春や犯罪をそそのかすケースがあるとして、警察は、店に対する指導の強化を検討するとともに、違法行為が確認された場合は、厳しく取り締まる方針です。

10日の衆議院の厚生労働委員会では、女性に借金を背負わせ、売春をそそのかすなど、悪質な接客をしているホストクラブへの対応について、警察庁生活安全局の幹部が答弁し、「ホストクラブ側の違法行為に対する捜査や、法律の順守の徹底、注意喚起などの対策を引き続き講じていきたい」と述べました。

また、松村国家公安委員長も、ホストクラブ側が客の女性に返済困難な借金を背負わせることについて、「常識的に考えて、問題ではないかと思う」と9日国会で答弁しています。

ホストクラブをめぐっては、店からの高額の請求を支払えず、「売掛(うりかけ)」と呼ばれる借金を背負った客の女性が、売春や犯罪行為をそそのかされ、その後、警察に逮捕されるケースが起きています。

一方、警察庁によりますと、女性に売春させるなどして検挙されたホストクラブの店員がことし9月までのおよそ5年間に11人いたほか、店の経営者が逮捕されたり、店をやめて以降も元の客に売春をさせたりしていたケースもあるということです。

各地の警察は、少なくとも一部の店舗では女性を違法な行為に追い込む悪質な接客が行われている可能性があるとして、店への指導の強化を検討しています。

また、ホストクラブの店員による売春のあっせんや勧誘など、違法行為が確認された場合には取締りを徹底していく方針です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231111/k10014254391000.html


歌舞伎町ホストクラブ 7割超店舗 料金表示など違反確認 警視庁
2023年12月19日 11時25分 東京都
ホストクラブを利用した客の女性が高額な料金を請求され、それをホストが立て替える「売掛金」の返済をめぐるトラブルが相次いでいる問題で、警視庁が東京 歌舞伎町のホストクラブに一斉に立ち入りを行った結果、7割を超える店舗で料金表示などに違反が確認されたことがわかりました。

ホストクラブをめぐっては、高額な料金を客の女性に請求したうえで「売掛金」などの名目でホストが立て替えた料金を女性に売春をさせて返済させるなど、悪質なケースが相次いでいます。

警視庁は、営業の実態を確認しようと、今月15日から16日にかけて東京 新宿区歌舞伎町におよそ300店舗あるすべてのホストクラブを対象に、風営法に基づく立ち入りを行いました。

当日、営業していなかった店などを除く176の店舗に立ち入りした結果、75%にあたる132店舗で違反が確認されたということです。

いずれも「シャンパンタワー」や高額な酒のボトルの料金が店内に表示されていなかったり、客の目に付きにくい場所にメニュー表を設置していたりするなどの料金表示義務違反だったということです。

また、従業員名簿に不備がある店舗も確認されました。

警視庁は、料金表示が適切に行われていない場合、客が想定していない高額な請求になるなど、金銭トラブルにつながるおそれがあるとして、今後、店の責任者を個別に呼び出し、改善を求めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/k10014292231000.html

東京・新宿歌舞伎町“コンカフェ”に通う少女たち 何を求めて?

「コンカフェで1日最大20万使ったことがある」(15歳少女)
「誰にも必要とされていないと思っていたけど、コンカフェは全肯定してくれる」(14歳少女)

「コンセプトカフェ」(通称・コンカフェ)は店員が、特定の世界観のキャラクターにふんして接客を行う店です。中でも、新宿・歌舞伎町では若い男性店員が接客する「コンカフェ」が急増し、10代~20代の女性を中心に人気を集めています。有料で“推し”の男性店員と写真が撮れたり、高額な料金を支払うことでプリクラやデートなどの“特典”を得られたりするお店も。

取材を進めると、10代の少女たちが数十万を費やしたり、店に通うお金を得るために「パパ活」を始めたりする実態が見えてきました。少女たちは何を求めて「コンカフェ」に通うのでしょうか。少女たちの声を聞きに歌舞伎町に通いました。(2022年取材)
(首都圏局/ディレクター 二階堂はるか)

歌舞伎町で「コンカフェ」が急増

歌舞伎町の真っ赤なアーケードをくぐると、学生服や貴族風の格好など、さまざまな衣装を身にまとったコンカフェの男性店員たちが、店の宣伝を行う姿が見えてきます。

執事や王子様、天使や悪魔、アイドルなど特定の世界観のキャラクターにふんした男性たちが、それぞれのコンセプトにあわせてデザインされた店内で、接客を行うことが特徴の「コンカフェ」。歌舞伎町では、こうした店舗がここ1、2年で急増、その数は少なくとも20軒以上あるとみられています。

利用者は多くが10代から20代の若い女性たち。その中には「トー横キッズ」と呼ばれる少女たちもいました。ここ数年、歌舞伎町には親からの暴力や育児放棄などから家にいられず、学校や地域などにも居場所がない子どもたちが全国から集まっていて、その一部がコンカフェにも通うようになっています。

歌舞伎町の「トー横」に集まる若者たち
16歳・高校2年生
「男性店員にリアルに恋してるみたいなので『リアコ』っていうんですけど、リアコのところに行くときはガチで本当にワクワクし放題」

15歳・中学3年生
「1日最大20万使ったことがある。お店に行くだけでメンタル回復する。会える日にち決めて、それまで頑張ろうって気持ちになるから。生きるモチベーション、本当に大事な存在」

ボトル1本1万円超 「“推し”が喜んでくれるなら」

最近コンカフェに通い始めたという高校2年生のつむぎさん(仮名・17歳)。東海地方からやってきていました。

つむぎさん(仮名・17歳)
「コンカフェは、ティックトックとかツイッターを見て知りました。おすすめとかに出てくる。歌舞伎町を友達と歩いていたら、メンコン(メンズコンセプトカフェの略)で働く男の人が声かけてきて、めっちゃかっこいいなって思って。友達がそのメンコンに行こうって言ったら、めっちゃ話しかけてきて、行こうってなった」

初めて行った店で、1時間以上男性店員との会話を楽しんだというつむぎさん。さっそく“推し”の男性店員ができました。

「店員とチェキ撮るのが1枚1000円ぐらい。集めようと思ってる。最初は緊張してたけど、話してくるうちに楽しいなって思って、めっちゃ会話弾んで。『服かわいいね』とか『似合ってるね』とか『髪型もかわいいね』とか褒めてくれるし、うれしかった」

つむぎさんと“推し”の写真
その時の記念にとっているというレシートを見せてくれました。1杯1000円ほどの店員へのドリンクや写真撮影などにお金を使い、その日の支払いは合計9600円になりました。

記念にとっているというその日のレシート
「めちゃくちゃ高くなりました。店員が『のど渇いたからドリンク飲んでもいい?』って聞いてきて。断れないじゃん。だからいいよって言ったら、どんどん金額があがっていった」

その店のメニュー表を見ると、ビールやカクテルなどのお酒が1杯500~1000円ほどからある一方、さまざまな種類のノンアルコールのスパークリングもあり、ボトル1本が安くて3000円ほどから、3万や5万、8万円以上のものもありました。

ノンアルコールのスパークリング1本の値段
また、店には男性店員の売り上げランキング表もありました。客が男性店員にお金を使えば使うほど給料に上乗せされ、ランキングが上がる仕組みです。

その後、男性店員のためにバイト代などをやりくりして再びお店に行ったつむぎさん。支払額は1万7600円。今回初めて1本1万円以上するボトルをたのみました。

「ボトルおろしたらランクが上がるかなって思っておろした。高いって思ったけど喜んでくれるならいいかなって思って。“推し”のためにお金を使うのは、もったいないとは全然思わない。喜んでくれるし全然いいと思う。

また行きたい。他の人もボトルとかいろいろ入れているから、その人たちに負けたくない。そういう人たちよりももっと頑張りたいなって思う」

コンカフェが“唯一の居場所”

人とつながるためにお金を使う少女たち。その根底にはどんな気持ちがあるのでしょうか。
“コンカフェに行くときだけは心が安まる”という中学生のゆいさんに出会いました。コンカフェに通って4か月程がたつといいます。

ゆいさん(14・仮名)
「新しい“推し”見つけたし。幸せ、早く会いたい、毎日行きたい。家だと兄弟とかもいないし、1人が多いし、何かあった時に人に会えないのがつらいから。でもメンコンは落ち着いて楽しいし、幸せ」

ゆいさんが幼いころに両親は離婚。母親と2人で暮らしてきたといいます。いまはあまり家に帰らず、歌舞伎町で出会った仲間たちと一緒にホテルに泊まったり、野宿したりして過ごしています。

「親は私のこと、全部放置してるもん。話さないもん、家にいても。親もずっといろいろな彼氏がいて、私は放置されることが多かったから、私って邪魔だなって思って。親に『死ぬ』っていったら『勝手に死ね』『死にたいなら勝手に死んでこい』みたいな感じで言われたから、やっぱり私、必要とされていないんだな、みたいな。誰にも必要とされなくて何のために生きているんだろう、みたいな」

学校にもなじめず、どこにも居場所がないと感じてきたゆいさん。コンカフェにいるときだけは心が休まるといいます。

「話を聞いてくれたりとか、気にかけてくれる。メンコンは全肯定してくれる。『そうなんだね』『え、やばいね』『大変じゃん』とか全肯定してくれるから、なんていうんだろう、満たされるというか、幸せになれる」

店に通うお金を得るために、ゆいさんはSNSで知り合った見知らぬ男性と食事などをしてお金をもらう『パパ活』を始めました。

見知らぬ男性から来たメッセージ
「健全(性的接触がない)だから。めっちゃ頑張れば1万、だいたいは7000円もらえる。会ったことない人とパパ活するのは、怖いって思うけど。でもどうにかなるなっていう精神でやってる。例えば、遠いとことか場所がわかんないところとかは行かないようにして。メンコンの料金が高いなぁって思うけど、その分いまが幸せだからパパ活頑張ろうって思える。私いま、メンコンが一番楽しいし、自分の気持ちが落ち着く場所だから」

一見するとホストクラブのよう・・・なぜ未成年が行けるのか?

一見するとホストクラブのような営業形態にも思えるコンカフェ。なぜ未成年が行けるのでしょうか。

本来、ホストクラブのような「接待」を伴う店は、風俗営業法上の許可が必要です。許可がなければ、18歳未満は入店できず深夜営業もできません。

しかし、一部のコンカフェの中には、例えば男性店員が席には座らず、ひざまずいたまま特定の客と談笑などすることで「接待にはあたらない。だから許可はいらない」として未成年の入店を可能としているところがあります。

ただ、風俗営業に詳しい弁護士法人・響の西川研一代表弁護士は、こうした業態が接待に当たる可能性もあると指摘します。

弁護士・西川研一さん
「接待に当たるかどうかは個別の要素ではなく総合的に判断されることが前提ですが、座っていようがしゃがんでいようが、接待には当たり得ます。また、有料の写真撮影を行ったり、店員の指名料があったりする場合なども、接待と認定される重要な要素になり得ます」

重要なのは子どもの選択肢を増やしていくこと

“生きづらさ”を感じる少女たちに、大人や社会はどう向き合うべきなのでしょうか。
貧困や虐待などに直面する10代の少女たちの声を聞き、シェルターでの保護や専門機関につなげる支援を続けてきたNPO法人「BONDプロジェクト」代表の橘ジュンさんに話を聞きました。

橘ジュンさん
「少女たちの相談を待っているだけでは届きませんし、こうした子どもたちと出会えません。だから私たちが気にして、直接探しに行く、話を聞いて時間をかけて信頼関係をつくることが大事なので、アウトリーチの活動をもっと広げていきたいと思っています。子どもたちは支援者が会いに行くだけで信用してくれるんです。自分のためにわざわざ来てくれたって。子どもたちも直接会うことを本当は求めていると思います。

自分たちと会うことで気分がすっきりしたり楽になったり、自分の話を聞いてほしい時に頼れる存在として、信頼できる大人やそうした時間、居場所といった選択肢を増やしていくことが大切だと思います。何度も少女たちに会って、彼女たちの選択肢をつくっていくと、変わっていく子もいます。だから諦めないで関わり続けること、私たちが諦めないこと、大人たちが諦めないことが大切だと思います」

少女たちに出会って

歌舞伎町で多くの少女たちに出会い、話を聞かせてもらいました。少女たちの心の奥には、自分の話を少しでも聞いてほしい、誰かに少しでも必要とされたい、少しでも自分という存在を気にかけてもらいたい…といった気持ちがありました。たとえ1時間でもいいから、数万円という高額のお金を使ってもいいから、その気持ちを満たそうとする少女もいました。

何にお金を使うかは少女たちの自由です。ただ、少女たちが生きてきた中で、お金の対価としてではなく、誰かに褒められたり、応援をしてもらったり、真剣に話を聞いてもらえたり、ありのままの自分を認めてもらえたり、そういう経験はなかったのだろうか、そういう人間が少女たちのそばにいなかったのだろうか、少女たちに関わってきた大人たちは何をしていたのだろうか…など、少女たちの境遇に思いをはせると、胸が締め付けられるような気持ちがしました。

自分という人間がただ自分のままで認められる場所が、家庭や学校、地域だけじゃなく、社会の選択肢としてもっとあってもいいのではないか。
歌舞伎町に集まる少女や少年をはじめ、息苦しさや生きづらさを感じる子どもたちにとって、居心地の良いと思える居場所とは一体どんな場所なのだろう。新たに生まれた問いの答えを、今後も歌舞伎町に通いながら子どもたちの声の中から見出していきたいと思います。

歌舞伎町に集まる少女たちを8か月取材した記事はこちら。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230414a.html

※未成年の取材にあたっては、NHKでは必要に応じて保護者の承諾を得ることとしていますが、親との関係に悩んでいたり、育児放棄とみられる状況に置かれたりする子どもも多く、専門家と相談した上で、あえて保護者と連絡を取らずに取材を進めたケースもあります。

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230502b.html


新宿歌舞伎町の子どもたち 「トー横」に集まる理由は タワー開業で再開発進む

東京・新宿歌舞伎町にある「トー横」と呼ばれる一角は、虐待やいじめなどを理由に生きづらさを感じている子どもたちが、全国から集まって過ごしている場所です。彼らが違法薬物や性犯罪に巻き込まれるなどして、社会問題になってきました。

再開発が進む中、なぜ子どもたちは「トー横」に足を運び続けるのか。支援の手はなぜ届いていないのか。8か月にわたって歌舞伎町に通い、子どもたちの声を聞きました。
(前編・後編の全2回/後編の記事へ)
(首都圏局/ディレクター 二階堂はるか・竹前麻里子)

さまざまな悩みを相談できる窓口の情報はこちら

家にも学校にも居場所がない

去年の夏、私たちは中学生のゆいさん(仮名)に出会いました。5日間家に帰っておらず、ほとんどの時間を歌舞伎町で過ごしていました。

ゆいさんは幼いころに両親が離婚。一緒に暮らす母親は外出することが多く、一人で過ごす時間が長かったといいます。学校にもなじめず不登校になりました。

ゆいさん
「家に帰らなくても親は何も言わない。話さないもん、家にいても。親はずっと、いろいろな彼氏がいて、放置されることが多かったから、私って邪魔だなって思っていた。私、親にも必要とされていないんだな、みたいな。新宿にいる方が落ち着く。話を聞いてくれる人がいたり、助けてくれる人がいたりするから」

12月下旬。歌舞伎町で出会った友人たちと、その日暮らしを送って来たゆいさん。この日も泊まる場所を探していました。気温は5度まで下がり、ゆいさんは暖をとるため何度もコンビニに出入りしていました。

周辺にはカラオケ店やネットカフェなどがありますが、条例により深夜は18歳未満を立ち入らせてはいけません。ホテルなど宿泊施設も親の同意がなければ断られることが多いといいます。

ゆいさん
「ガチで寒い、本当に寒い。もうイライラする。この時間、お金を払わないと行けるところがない」

ここでの生活費を得ることも簡単ではありません。SNS上で「パパ活」の相手を探し始めたゆいさん。アルバイトをしたくても、中学生は原則、卒業してからでないと働けないからです。

SNSで知り合った見知らぬ男から、「コンドーム無しでセックスをさせてくれるなら1万円払う」というメッセージが送られてきました。

ゆいさん
「生でセックスさせてくれたら1万だって。きもい。生は無理。もう嫌だ、病みそう」

その後、所持金がつき、家に帰ったゆいさんから、ディレクターに連絡がありました。母親とうまくいかず、話を聞いてほしいという内容でした。

ゆいさん
「毎月のお小遣いがないから、何もできない。私が『体売ったりしてもいいの?』って母親に聞いたら『別に好きにすればいいじゃん』みたいな感じで言われた。相談なんて全然聞いてくれないし、放置される。全部私が悪いって言うんだよ。そんな人を親だとは思えないじゃん。必要とされてないところに、いたくないじゃん」

家族を思いながらも家に帰らない少女も

家族を大切に思いながらも、家にいるのがつらいという少女もいました。去年冬に出会ったあおいさん(当時16歳)は、家にはほとんど帰らず、「パパ活」をして暮らしていました。

あおいさんは幼いころ、両親が離婚。そのことで自分を責めてきました。

あおいさん
「ママとパパが大好きだったから、離婚届を出したと言われて、状況が理解できなくて。自分が憎くて。その時、何もしてあげられなかった。もしも私がママに毎日『今日は大丈夫だった?』って声をかけていたら、離婚しなかったかもしれないじゃん」

母親と妹と暮らし始めたあおいさん。生活は一変したといいます。

あおいさん
「母親が工事のバイトとかして、やっと貯まったお金でぼろいアパートを借りたの。母親はお金がないのに、部活のユニフォームとかいろいろと買ってくれるわけ。高いんだよ、2万とか3万とかするの。ママが一生懸命出してくれたの。笑って、財布を出して。

私からしたら万札なんてびっくりする額だから、いつも胸が本当に痛かったの。素直に喜べなくて。ママは、私には素直に喜んでほしいし、だからこそ買ってきてくれたのはわかったけど、『ママ、そんなのって買わなくていいよ』って思っちゃう自分も嫌だった。本当に、惨めだった。

でもママが頑張っているし、私は学校が楽しいよって言わなくちゃいけないと思っていたから、『勉強も頑張っているよ』って言っていた」

家族を思い本心を言えず、明るく振舞ってきたあおいさん。次第に家にいることがつらくなっていきました。

あおいさん
「ママと妹は、世界で一番大事なの。私が家に帰るのが一番いいんだよ、家族にとっては。でも家に帰ると、親のこと心配しちゃうんだ。心配しても何もしてやれないし、胸が苦しくて。

人間って逃げたい生き物じゃん。歌舞伎町は日本一、ぴったりな場所なんだよ。ここにいると感情がいろいろなものに邪魔される。人の声だったり、変なやつにからまれたり。そうすると悲しみが見えなくなってくる。歌舞伎町って夢の世界だよ」

去年のクリスマス。新宿の街がイルミネーションで彩られ、プレゼントを買い求める人や食事をする人であふれる中、私たちは路上で、意識がもうろうとしていたあおいさんを見つけました。

友人からもらった市販薬を数十錠、一気に服用したといいます。大量の薬を飲む行為はOD(オーバードーズ)といい、死に至る可能性もある危険な行為です。私たちはあおいさんを介抱して、救急車を呼びました。

そうした中にあっても、あおいさんが気にかけていたのは母親のことでした。

あおいさん
「ODしたってお母さんに言わない?ODしちゃったっていうとママが心配しちゃうから嫌なんだよね」

病院に運ばれ容体が安定したあおいさん。救急隊から連絡を受けた母親は病院にかけつけました。

この日は母親と家に帰ったあおいさん。翌日、その姿は歌舞伎町にありました。

あおいさん
「今日、お母さんが、私が好きな鍋作ってくれたらしいんだけど。やっぱり私の居場所はここです。なんかもうゴミの中にゴミがいるのがちょうどいい。きれいなところじゃ生きられない気がする。自分の醜さがわかるから」

届かない支援 いったいなぜ?

再開発によって地上48階建ての複合施設が開業した新宿・歌舞伎町。施設前の広場ではイベントも実施されるなど、「トー横」の環境は大きく変わることになります。

開業した地上48階建ての複合施設(中央)
この変化をどう受け止めているのか子どもたちに聞くと「広場に居づらくなれば別の場所を求めて、街をさまようことになる」という声が多くあがりました。

警察が子どもたちを補導する動きもありますが、補導しても家に帰すことが多く、根本的な解決にはつながっていません。児童相談所に保護される場合もありますが、多くの子どもが、「児童相談所にはいきたくない」といいます。

いったいなぜなのか。利用経験者と元職員に取材しました。(後編の記事へ)

悩みがある方へ 相談窓口まとめ

●厚生労働省「まもろうよ こころ」(※NHKサイトを離れます)
厚生労働省が運営するホームページ。SNSや電話での相談窓口がまとめられています。

●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
性犯罪、性暴力に関する相談窓口。被害にあった直後から医療や法律、心理面などの支援を総合的に行っています。各都道府県に設置。24時間365日対応するところもあります。
「#8891」に電話すると、最寄りのワンストップ支援センターにつながります。通話料は無料です。

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230414a.html

2023/12/19
‘Host club’ crackdown finds legal violations at 145 businesses in Tokyo’s Kabukicho

TOKYO — Illegal practices have been found at 145 businesses in raids targeting 202 “host clubs” and “concept cafes” in the Japanese capital’s Kabukicho entertainment district, the Metropolitan Police Department (MPD)’s security division announced on Dec. 19.

The police inspected 202 out of 347 such establishments in the area in Shinjuku Ward on the evening of Dec. 15, and confirmed violations including selling alcoholic beverages without clearly indicating the price and operating without a license.

A host club is staffed with male companions to entertain women, and public and regulatory attention has focused recently on malicious clubs that charge their customers more than they can afford and put them into massive debt. Other problems, such as underage girls drinking alcohol, have also been confirmed at concept cafes, where patrons are similarly served by male employees.

On Nov. 16, the National Police Agency issued a notice instructing police nationwide to boost crackdowns on malicious host clubs and similar businesses. Yoshifumi Matsumura, chairman of the National Public Safety Commission, revealed at a post-Cabinet meeting press conference on Dec. 19 that since the directive, more than 15 prefectural police forces including in Osaka, Aichi and Hokkaido as well as the MPD had raided host clubs.

During the raids, Matsumura said, police found many legal violations, including failing to properly display prices and prohibit entry to those under 18 years of age.

Matsumura added, “We’d like to continue to instruct the police to vigorously promote various measures in cooperation with related organizations, including investigations into illegal activities and thorough compliance with the amusement business control law.”

2024/1/16 up-date

これは個人の売上じゃありません
店売りのExcelです。

確かにキャスト15人集めたら
出店するねって言ったけど…

もっと売上上がると思ってました💦

いつも店出したら移籍者が来るから
今回も誰か来てくれると信じてます

数字のある売れっ子ホスト
代表になりたい人望のあるホスト
とりあえず連絡下さい

これだけ暇ならヘルプ使い放題だよ?

This is not an individual sale, it is the Excel of the turnover in the bar.

I did say that I would open a bar if I gathered 15 cast members, but…

I thought it would sell more 💦

Whenever I open a bar, people come to transfer, so I’m sure someone will come this time as well.

If you are a popular host who wants to become a representative host with numbers, please contact us.

If you have this much free time, you can use the help as much as you like, right?

GD4-z-7aAAAZy5Q

Link_https://twitter.com/rairaizero/status/1746902774850441654

歌舞伎町のホスト2店、営業停止へ 都公安委、法令違反を確認
2024/1/23
支払い能力を超える高額な料金を請求し、多額の売掛金(ツケ)を女性客に背負わせる悪質ホストクラブの問題を巡り、ぼったくり行為などの法令違反があったとして、東京都公安委員会が歌舞伎町(新宿区)のホストクラブ2店舗を営業停止の行政処分にする方向で調整していることが、捜査関係者への取材で判明した。近く正式に決定する見通し。
捜査関係者によると、1店舗は2023年8月、店を出ようとした女性客を「飲まないと帰れない」などと言って引き留め、近くの現金自動受払機(ATM)で現金を引き出させたうえ、85万円を支払わせるなどしていたという。
都公安委は、この行為が都条例で規制するぼったくり行為に該当するとみている。都条例のぼったくり行為を適用し、ホストクラブに対して行政処分が実施されれば初めてのケースとなる。
 また、別のホストクラブグループの1店舗は23年3月、18歳未満の少女を客として店に立ち入らせており、風営法に違反することが確認された。
ホストクラブの悪質な営業を巡っては、女性客が売掛金を払うために売春をするケースなどがあり、問題となっている。警視庁は23年12月、歌舞伎町のホストクラブなどへ一斉立ち入りを実施。調査した202店のうち7割超で、値段を表示せずに酒類を販売するなどの風営法違反が確認されていた。
 ただ、今回問題となっている2店舗は一斉立ち入りではなく、警視庁による捜査の過程で法令違反が確認されたという。

2 ‘host clubs’ in Tokyo’s Kabukicho face suspension over huge fees, admitting minor
January 24, 2024
TOKYO — The operation of two “host clubs,” where male companions entertain women, in the Japanese capital’s Kabukicho nightlife district may be suspended for charging a customer huge fees and letting a minor enter, respectively, investigative sources have revealed.
The Tokyo Metropolitan Public Safety Commission is considering imposing the administrative penalties on the two businesses in Shinjuku Ward due to legal and ordinance violations, according to investigative sources. A formal decision is expected to be made soon. The move comes in connection with malicious host club practices that involve billing female customers exorbitant fees beyond their means and burdening them with substantial debts by pushing them to rack up huge tabs at the establishments.
According to the sources, in August 2023 one of the establishments stopped a female customer from leaving the club and insisted she couldn’t get out without drinking more. Staff then coerced her into withdrawing cash from a nearby ATM, ultimately forcing her to pay 850,000 yen (about $5,700).
The public safety commission views this conduct as overcharging regulated by Tokyo’s nuisance prevention ordinance. If administrative penalties are imposed on this host club based on the ordinance, it will mark the first case of its kind.
Meanwhile, in March 2023, another establishment of a different host club group was found to have allowed a girl under the age of 18 to enter the club as a customer, violating the amusement business control law.
Concerns have arisen regarding the malicious operations of host clubs across Japan, where female customers are often compelled to engage in prostitution to settle outstanding debts. In December 2023, the Metropolitan Police Department (MPD) conducted simultaneous raids on host clubs in Kabukicho, uncovering violations of the amusement business control law in more than 70% of the 202 establishments investigated, such as selling alcoholic beverages without displaying prices.
However, in the latest cases, the violations were apparently uncovered over the course of the MPD’s investigation, not through simultaneous police raids.


2024/2/15 up-date

Debt-laden Japanese woman lured to Hong Kong for prostitution recalls ordeal
February 15, 2024

TOKYO — In the corridor of an old apartment building in Hong Kong known as the Pin-pon Mansion are rows of doors. Behind one of them, a woman in her 30s from Tokyo sold her body for around one month. The woman had been encouraged to go into prostitution overseas by a scout she knew who had previously introduced her to adult entertainment businesses.

The woman was apparently one of many who had come to Hong Kong to work. “There were a lot of other women around me, doing the same thing, making money overseas,” she recalled.

She had begun working at sex businesses around her early 20s, to earn money to go to “host clubs” where male companions known as hosts entertain women. To fund this pastime in Tokyo’s Kabukicho district, she worked at adult entertainment establishments across Japan, from the northernmost prefecture of Hokkaido to the southern island prefecture of Okinawa. When she looked for new places to work, she always went through the same scout. They had agreed that he would step in if there was any trouble with her clients or with the sex business regarding her wages, and she accordingly paid him 10% of her earnings.

Around the fall of 2022, the scout approached her and asked her, “Are you interested in going overseas?” At the time, the woman had racked up a huge bill at a host club. After ordering expensive champagne towers at the prompting of a host she had selected to talk and drink with her, the tab had ballooned to about 9 million yen (roughly $60,000).

At one stage, the woman had been living with this host, and she also introduced him to the scout. After connecting with the host, the scout began collecting the money she owed on the host’s behalf, and strictly demanded payment from her.

The woman wasn’t good with foreign languages, and was hesitant to travel abroad, but when the issue of her unpaid tab was brought up she had no option but to accept. After it was decided that she would travel to Hong Kong, the scout handed her a smartphone with a highly confidential communication app installed. She was instructed to use it to keep in touch with the scout during her stay there.

The scout took care of her plane ticket and travel procedures, but she was alone when she boarded the plane at Tokyo’s Haneda Airport. As soon as she arrived in Hong Kong, she got a message on her phone from someone who seemed to be a local broker saying, “When you arrive, please come here,” plus a photo of the meeting point in the terminal. She headed straight there, where a Chinese-speaking man was waiting.

The woman conversed with the man using a translation app, and she got into a car he drove. After about 30 minutes, they arrived at the “Pin-pon Mansion.”

The woman was guided into a room with a bed, a small fridge, a chest of drawers, a shower and a toilet. The scout had told her in advance that she would live there and entertain visiting clients. The name of the apartment came from the system where clients would ring the doorbell at the entrance with a “pin-pon” (ding-dong) and call the woman inside to the door.

In other rooms on the same floor, women from various regions such as mainland China and the Philippines waited for clients. The Tokyo woman worked approximately 12-hour shifts starting from the early afternoon. The money she received from clients was split fifty-fifty with the Chinese-speaking man in charge of managing the business at the apartment.

On some days the woman had several clients, but on others there were none at all. She earned about 500,000 yen (approx. $3,320) over a period of one month. Many of the clients were local men, but there were some customers who spoke Japanese. She sent all the money she received, excluding what she needed for food and other expenses, to the scout.

“I somehow managed to communicate with clients and the girls in the other rooms using a translation app, but it was an unfamiliar place and I felt helpless and lonely,” she said. She worked for the instructed period and returned home “a wreck,” both mentally and physically. She then cut ties with the scout who arranged her travel. She did not contact police.

Among her acquaintances were women who had traveled to Australia and the United States to engage in prostitution. All of them had incurred heavy debts at host clubs.

The woman still frequents the clubs, even though she thinks she “can’t continue living with things dragging on like this.” She says a scout whom she has recently met is asking her if she would like to go to Australia.

https://mainichi.jp/english/articles/20240214/p2a/00m/0na/022000c

ピンポンマンションで体を売って 誘い文句は「海外興味ない?」

古いマンションの廊下に、扉がずらりと並んでいた。「ピンポンマンション」と呼ばれる建物の一室で、東京都内に住む30代の女性は1カ月ほど、自らの体を売っていた。そのマンションは日本ではなく、香港にあった。海外での売春をあっせんしたのは、性風俗店などを紹介する顔なじみのスカウトの男性だった。「同じようにして、海外で稼ぐ女性は周囲にたくさんいた」。女性はそう証言する。

女性は20代前半のころから、性風俗店で働くようになった。東京・歌舞伎町(新宿区)のホストクラブへ通うためだった。そこで使う金を稼ぐため、北海道から沖縄まで全国の店を渡り歩いた。新しい仕事場は、いつも同じスカウトの男性を通じて探した。給料の支払いで店側ともめたり、客とトラブルになったりした際に、間に入ってもらう条件で稼いだ分の1割を支払っていた。

 「海外に興味ない?」。スカウトから持ちかけられたのは2022年秋。このころ、女性はホストクラブに「売掛金」(ツケ)があった。指名していたホストにねだられ高額なシャンパンタワーを注文するなどして、その額は約900万円に膨らんでいた。

 女性は一時、このホストと暮らしていたことがあり、スカウトにも紹介していた。ホストとつながったスカウトは売掛金の回収を代行するようになり、女性にも支払いを厳しく求めた。

女性は外国語が苦手で、海外渡航にためらいはあったが、未払いの売掛金のことを持ち出されて受け入れるしかなかった。香港行きが決まると、秘匿性の高い通信アプリをインストールしたスマートフォンをスカウトから手渡された。現地での滞在中、スカウトとはそれで連絡を取り合うよう指示された。

航空券の用意や渡航の手続きはスカウトがしたが、羽田発の飛行機に乗るときは1人だった。「入境したら、ここで集合お願いします」。香港の空港に着くやいなや、現地のブローカーとみられる人物から、自分のスマホにメッセージが届いた。ターミナル内のその場所へ向かうと、中国語を話す男性が待っていた。

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https://mainichi.jp/articles/20240208/k00/00m/040/258000c