L.H.O.O.Q. L.H.O.O.Q.
0話3年。「コンセプチュアル・アート」という分野は、我が国ではほとんど存在せず、国民にも知られていません。それはなぜでしょうか。今日イクの問題でしょうか。
大正8年、破壊的な反芸術家マルセル・デュシャンは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」の安価な複製品を購入した。彼は鉛筆を取り出して、ジョコンダの謎めいた微笑みに口ひげとあごひげをつけ、複製画の下に「L.H.O.O.Q.」という5文字を刻んだのである。これをフランス語で読むと、「Elle a chaud au cul」(エラ・ショ・オ・キュ)となり、直訳すると「彼女のお尻は熱い」、つまり「性的に興奮した女性」といった意味という文章になります。彼女の象徴的な地位を考えれば、デュシャンはこの単純な行為によって、美術史上最も有名な作品を冒涜しただけでなく、次世代のアーティストたちに芸術が何であるか、あるいは何である必要がないかという新しい考えの門を開いたことになる。進化の過程として「アート・プラクティス」の定義を発達された。
デュシャンの思い出の中で私が好きな倒錯行為は、平成28年に当時の美大生Carly Wさん、(インスタ@ignarly)が投稿した写真です。デュシャンの男性の視線に誇りを持って挑戦している彼女は、前述の後姿に刺青を入れて彼のフレーズを自分のものにしています。囲碁の石の賢い動き。
https://www.instagram.com/ignarly/
コンセプチュアリズムとアートにおけるアイロニーの父、マルセル・デュシャン(通称:R.Mutt、Rrose Sélavy、明治20年7月28日生まれ)の誕生日おめでとうございます!
R3728
亜 真里男
ご参考、learn more via:
デュシャン、A・シュワルツ と 亜 真里男「The Bride Stripped Bare by Her Dogs, Even」(1998-2006)@ フリーズ ロンドン 2003 と ミヅマアートギャラリー 2004
Duchamp, A. Schwarz と Mario A “The Bride Stripped Bare by Her Dogs, Even” (1998-2006) @ Frieze London 2003 & MIZUMA ART GALLERY, Tokyo 2004
https://art-culture.world/articles/duchamp-mario-a-the-bride-stripped-bare-by-her-dogs-even/
ダダイスム、シュルレアリスム + マン・レイ @ クリスティーズ
Dada, Surrealism + Man Ray @ Christie’s
https://art-culture.world/articles/man-ray-christies-マン・レイ-クリスティーズ/
Interview with Marcel Duchamp L.H.O.O.Q – After a century of the artwork.
パリより、今日のおまけ today’s bonus from Paris