AKB48 AKB48
AKB48 AKB48(エーケービー フォーティーエイト)は、日本の女性アイドルグループ。 秋元康のプロデュースにより、2005年12月8日に東京・秋葉原を拠点として活動を開始した。運営会社および所属事務所はDHで、所属レーベルはYou, Be Cool!/キングレコード。AKB48は、東京・秋葉原(東京都千代田区外神田)に専用の劇場である「AKB48劇場(エーケービーフォーティエイトシアター)」を持つ。「会いに行けるアイドル」をコンセプトに日替わりのメンバーで、ほぼ毎日公演を行うことを特徴としている。マスメディアを通した遠い存在ではなく、ファンがメンバーを身近な存在として感情移入し応援して、その成長過程を共有するスタイルがファンの支持を得ている。 「AKB48」というグループ名から、メンバー数は48人であると誤解されることがあるが、正規メンバーと研究生を合わせて約100人のメンバーが在籍している(現在のメンバー数はAKB48のグループ構成を参照)。2010年11月には正規メンバー48人、2013年3月には全メンバー88人でギネス世界記録に認定された。 姉妹グループとして日本国内にSKE48・NMB48・HKT48・NGT48・STU48が、日本国外にJKT48・BNK48・MNL48・AKB48 Team SH・AKB48 Team TP・SGO48・CGM48・DEL48がある。さらにインドにおいてMUB48のプロジェクトが進行中である。AKB48に姉妹グループを含めた場合には「AKB48グループ」・「48グループ」と総称されている。2005年12月8日、AKB48劇場で初公演を行い(初公演の一般入場者は7名)、2006年2月1日にシングル「桜の花びらたち」でインディーズデビュー。同年10月25日にシングル「会いたかった」でデフスターレコーズからメジャーデビュー。2007年にはいわゆる「アキバ枠」で『第58回NHK紅白歌合戦』に出場するものの、当時は「秋葉原のオタク向けアイドル」というイメージが強かったこともあり、世間の関心は薄かった。 グループ名「AKB48」のAKBは、ホームグラウンドが位置する秋葉原(あきはばら、AKIHABARA)、または秋葉原の俗称の秋葉(あきば、AKIBA)に由来する。当初募集告知をした際には、「秋葉原48プロジェクト」と銘打っており、NTTドコモとのメンバー募集タイアップCMなどを始め、インディーズデビュー当時の各種メディアでは「Akihabara48」とされていたこともあるが、「AKB48」とだけ表記された簡素なロゴマークに自らがアイデンティティを拘束される形となり、後にグループ名も「AKB(エーケービー)48(フォーティーエイト)」に統一された。グループのメンバーやマスメディアが、「AKB48」を省略してAKBと呼称・表記することもある。なお、「AKB48」は株式会社AKSの登録商標である。 48の由来は、秋元康いわく「『おニャン子』とか、何か単語が入ると、古くなるので、商品開発番号みたいな無機質なものにしたい」。その名の通り正規メンバーが48人程度(メンバーの加入・脱退などの都合により多少の変動はある)で活動していた時期が長くあった。初期の構想では1軍24人+2軍24人の計48人というものだった。戸賀崎智信は、結成当初の所属事務所であるoffice48の社長(芝幸太郎)の好きな数字が48(シバ、本人の名字である「芝」に由来する)であったため、50人程度のグループをつくるなら48人にしてくださいと言われたと述べている。