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プッシー・ライオット Pussy Riot

プッシー・ライオット (露: Пусси Райот、英: Pussy Riot) は、ロシアのフェミニスト・パンク・ロック集団、アクティヴィスト。許可を取らずに、モスクワ地下鉄や赤の広場で即興演奏をすることを特徴としている。バンド名は”プッシー(子猫、あるいは女性器)の叛乱”の意。 2012年3月、モスクワの救世主ハリストス大聖堂で即興の無許可演奏を行い、メンバー3人が逮捕され「フーリガン行為」の咎で7月下旬から裁判が始まった。バンドのメンバーは、拘束中の虐待や、最長7年の刑が下る可能性のあることを訴えてロシア国内外からの同情を集めたが、他方では信仰心の熱い人々の感情を害したとして批判もされた。アレクセイ・ニキフォロフ連邦検察官は「神を冒涜した」として3人に実刑を求めている。プッシー・ライオット側の弁護士たちは、この裁判の状況がソ連時代の見世物裁判 (Show trial)(モスクワ裁判)を再現するものであると述べている。2018年のFIFAワールドカップロシア大会ではルジニキ・スタジアムでのフランスvsクロアチアの決勝戦中に観客席からピッチ内に乱入する騒ぎを起こした。

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