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福山雅治 FUKUYAMA Masaharu

Japanese singer and actor Masaharu Fukuyama 福山雅治氏 フジ幹部がアナウンサーを同席させた会合に出席 2025年8月18日 12時30分 中居正広氏と元アナウンサーの女性への対応をめぐる一連の問題を受けてフジテレビと親会社が設置した第三者委員会が公表した調査報告書をめぐり、歌手で俳優の福山雅治氏の所属事務所は18日、ウェブサイトでコメントを発表し、当時のフジテレビの幹部がアナウンサーを同席させた会合に出席していたことを認めました。

所属事務所は「あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた」としています。 中居正広氏と元アナウンサーの女性への対応をめぐる一連の問題を受けてフジテレビと親会社が設置した第三者委員会は、調査報告書の中で別の事案としてフジテレビの大多亮元専務が有力な番組の出演者と設けた会合に女性アナウンサーや女性社員を同席させ、この中で大多元専務や出演者との間で性的な内容を含む会話があったという証言が寄せられたとしています。

これについて福山氏の所属事務所は、18日発売された週刊誌「女性セブン」に掲載された記事についてウェブサイトでコメントを発表し、出席していたのが福山氏だったと認めました。

所属事務所は「あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた」などとしたうえで、報告書の内容が会合の参加者の特定や誹謗中傷につながらないよう名乗り出ることを控えていたとしています。

そして記事で調査委員会のヒアリング要請を多忙を理由に「拒否した」と書かれている部分について、撮影中で対面でのヒアリングが難しく、書面で回答したと調査報告書にも記載されているとしたうえで「拒否した事実は一切ございません」としています。 記事で福山氏「深く反省」 フジテレビと親会社が設置した第三者委員会の調査報告書では、大多亮元専務が設けた会合に出席した「特定の有力男性番組出演者」に「女性アナウンサーを呼んで欲しいと依頼したことがあるか」や「性的発言や質問の有無」を質問したところ「一切ございません」と書面で回答があったとしています。

これについて18日発売された週刊誌の記事で福山氏はヒアリングの打診があったことを認めた上で第三者委員会への書面での回答内容について「さまざまなニュアンスで捉えられる質問だったという印象です。そういった質問に対しては“一切ない”とお答えする以外にないだろうと。必要以上の情報をこちらから発信してしまえば、発言の意図とは違う回答になってしまう恐れがあったので」などと説明しています。

また、調査報告書の中で大多氏に女性アナウンサーの同席を依頼したとされていることについて「やりとりを遡ると、そのような文言はありました」としています。

そして「性的な会話が苦痛だったという声がある」という指摘については「深く反省しております。言った側にそのような意図がなかったとしても、受け取る側が不快に思われることがあるということを、繊細に感じ取るべきでした」と述べています。 福山氏公式Xで「大変心苦しく思う」 福山雅治氏は自身の公式Xで、フジテレビの第三者委員会からの質問への対応について「『きちんと回答すべきである』という意向のもと協力いたしましたが、所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み、自ら名乗り出るべきではないと考え、こちらからの発信は控えておりました」としたうえで「不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております。何より、勇気を持って調査に協力された方々を傷つけるような特定作業や誹謗中傷行為はくれぐれもお控えください。ご理解のほどよろしくお願いいたします」と投稿しています。

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