再モダン・フォーマリズム:美しく自由「ライアン・マッギンレー」@ 東京オペラシティ アートギャラリー Re-modern Formalism: Beautifully Free “Ryan McGinley” @ Tokyo Opera City Art Gallery
再モダン時代の現在、頃合いを見計らって東京オペラシティ アートギャラリーの「ライアン・マッギンレー / 個展 BODY LOUD!」を嬉しくおススメします。
ゆったりな展示空間で、ソファに座りながら、マッギンレーの写真をとても気持ちよく鑑賞できます。彼の美学的な態度や、被写体の性格描写、美しい風景の選択肢、穏やかさに感情移入させられます。
自由思想、反コンフォーミズムな人生理解、詩的なライフスタイルを見事に現代美術の文脈を通じて掴まえていました。一方で、 ライアンが、写真家ナン・ゴールディンと精神的にも感情的にも深く結びついていたかどうかは気になるところです。
ぜひとも、再モダン・フォーマリズム時代を反射している展覧会を東京オペラシティ アートギャラリーでご覧ください。
東京、2016年4月16日
亜 真里男
ライアン・マッギンレー BODY LOUD!
RYAN MCGINLEY: BODY LOUD!
期間:2016年4月16日[土]─ 7月10日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月2日は開館)
入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)
中学生以下無料
*同時開催「収蔵品展 055 はなのなかへ」「project N 64タナカヤスオ」の
入場料を含みます。
03-5777-8600(ハローダイヤル)
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:NTT都市開発株式会社
協力:Team Gallery, New York/小山登美夫ギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/exh187/
小山登美夫ギャラリー
http://tomiokoyamagallery.com/news/artists-info/ryanmcginleytokyooperacity2016/
ここに載せた写真は、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。
photos: cccs courtesy creative common sense
(originally posted at ARTiT web magazine, 2016/4/16)