日本ではアーティストの時代が終わった。これから、エッセンシャルワーカー、セックスワーカー、ソーシャルワーカーと同じ、アートワーカーになる。 We have to change in Japan the word "artist" into the word "Art Worker" (similar to "Essential Worker", "Sex Worker" or "Social Worker")
なんと無く、この瞬間が参りました。
やはり、「アーティスト」(aka 芸術家・美術家)という職業の言葉を無くしてほしいです。
そろそろ、「アーティスト」を「アートワーカー」に変更させていただきたいと思っております。
当然のことですが、滑稽で古臭い「センセイ」呼び、この「敬称」は退化となります。
(参考へ:)
我が国にっぽんの恥「日展」”Nitten”, the Shame of our Nation Nippon
https://art-culture.world/articles/nitten-the-shame-of-our-nation-nippon/
グローバル・アート界で「センセイ」という呼び方は存在しません。村上さん、奈良さん、草間さんといった呼び方が正しい。村上センセイ、奈良センセイ、草間センセイは馬鹿馬鹿しい。
もちろん、そう「思わない」または、「なってほしくない」人の声も少なくありません。私に「亜先生、このようなにっぽん美術業界の中のパラダイムシフト/政策転換は許しません。困るわ!」とおっしゃる方も大勢いらっしゃるでしょう。(笑)
こういう保守系な日本美術業界の方々は我が国の文化をダメにしている。つまり、彼女たち、彼らたちは非常に「腐っている」。
参考へ:
美術館の館長たちへ、1日も早く、目を覚ませ!
Japanese museum directors, quickly, wake up!
https://art-culture.world/articles/japanese-museum-directors-quickly-wake-up/
英語、ドイツ語の文章にはKoonsさん、Beuysさん、Koons先生、Beuys先生は存在せず、Jeff Koons、Joseph Beuysだけで通用しています。
日本の場合、皮肉に聞こえない、岡田裕子が自分の夫(「主人」今も言う?)を「会田さん」と呼ぶのも可笑しい。そろそろ「誠」と呼ぶのはいかがでしょうか。
ご参考:
思想+方法、一流アーティスト岡田裕子の尊敬するナラティブ進展 「ダブル・フューチャー」
Thought + Method, Leading Artist OKADA Hiroko’s Narrative of Progress “DOUBLE FUTURE” Earns Our Respect
https://art-culture.world/articles/leading-artist-okada-hiroko-double-future-岡田裕子/
「我が国」、His Majesty The Japanese Emperor / Seine Kaiserliche Majestät der Kaiser 、天皇制を生々しく生きてる「Imperial Japan / das japanische Kaiserreich / 帝国日本」の縦社会・ソーシャリゼーションの「支障」ですね。
これは家庭の中の縦社会化された日常生活から起きる問題でもある。
日本女性(少女含め)の古臭い考えが未だに続いています。この因果関係の中で、ほとんどの日本人は「意識的に」生きています。オタク、セックスレス夫婦、鬱病などの症状は一般的になっています。
当然、「アーティスト染色体XXちゃん」や「アーティスト染色体XY君」などのジェンダー差別言葉も無くなってほしいです。(「LGBTQ」や「Family is the death of an artist」は次のテーマ)。
さて、我が国には「腐ったアート業界である証拠」が山ほどあります。アートワーカー (aka アーティスト)には残念ですが、世界の目から見ると、とんでもない状態となっています。
その一つが追及権(Resale Right、仏:droit de suite、独:Folgerecht)。我が国は、これをわざと実現させていない。そしてこれを後押しするかのように、にっぽんのギャラリー、オークションハウスはこの課題を無視しています。
次に、芸術家社会保障(Social insurance for artists、仏:La Sécurité sociale des artistes auteurs、独:Künstlersozialkasse)。これも、わざと実現させていない。にっぽんのギャラリー、オークションハウスはこの課題をわざと無視しています。
私は、この30年間で、東京のほぼ全ての現代アート関係のディーラー(aka ギャラリストたち)と仕事をしたことがあります。
これまでの現状を振り返ると、ほとんどの販売された作品には正式な作品証明書(certificate of authenticity) が付けられておりません。
GUCCIやVUITTONの商品、正式な貴金属についてくるような証明書のことです。
この最低な状態は、20年前にはもっと劣悪でした。
このような多くの問題点に興味を示す日本人がほとんどいなかったのです。故に今日までインチキな実践の現状が繰り広げられているのでございます。
私は、この場を借りて、様々な考えを表明させていただきます。
1) まだツイッターのない時代、平成13年8月10日、東京表参道のミヅマアートギャラリーで、「日本の現代美術アーティスト達を解放せよ!」(「FREE CONTEMPORARY ARTISTS IN JAPAN!」)の中の「宣伝書・第一草案」(「First draft of the proclamation」)を、日本語と英語で発表しました。
そこでは、⑪項目の日本美術に対する疑問を力説しており、今再び強調したい項目を載せます:
① 全ての美術大学と美術学校を廃止せよ! Abolish all art universities and art schools!
⑥「日本画」と「洋画」という用語を廃止せよ! Abolish the terminology “nihonga” and “yoga”!
⑨ アート関連の情報に手が届かないことの無いようにしろ! インターネットを通じて自由にアクセスできるようにしろ! Abolish the unapproachability of art related information, free access through Internet!
⑩ 「島国根性」反対! Abolish the “shima-guni-konjo”!
自己認識の仕方:
The way to self knowledge:
30歳までに:近隣の国々の言葉を一つは流暢に話すこと。
Until the age of 30: Speaking fluently one of the languages of neighbouring countries.
30歳までに:1年間バックパーカーになって日本の外を旅行すること、そこに 五ヶ月のアジア(北朝鮮と中国を含む)を巡る「義務」旅行を含めること。
Until the age of 30: 1 year journey outside of Japan as a back-packer, including “duty”-travel of 5 months in Asia (China & North Korea incl.)
30歳までに:少なくても二十人のセックスパートナーを持つこと。
Until the age of 30: At least 20 sexpartners.
そこには少なくても五人の外国人と、一人の同性のパートナーを持つこと (もしあなたがストレートの場合)。
From them at least five foreign partners and one same sex partner (if you are straight).
(全員のヌード写真を証拠として撮っておくこと)(taking nude photographs of all the partners as sign of proof)
11項目の詳細評論は、こちらをご覧ください:
市原研太郎「マリオ・A 永久革命家としての日本のアーティスト」2004年
マリオ・A 日本美術家、解説・市原研太郎、論創社、2004年、ページ130〜143
ICHIHARA Kentaro “Mario A An Artist of Japan as an Eternal Revolutionary”
from: Mario A The Japanese Artist, critical text by ICHIHARA Kentaro, Ronsosha Publishing House 2004, pages 130-143
と
「日本の現代美術アーティスト達を解放せよ!」(「FREE CONTEMPORARY ARTISTS IN JAPAN!」)ページ68〜69
https://www.amazon.co.jp/マリオ・-日本美術家-マリオA/dp/484600435X
https://ronso.co.jp/book/マリオ・a%E3%80%80日本美術家/
早い話、特に肖像画の場合、年齢関係なく、独学で十分だと言えます。その証拠をお見せしましょう。
アーティストに必要な学校はない! (1) You don’t need art schools to become an artist! (1) (平成31年2月)
https://art-culture.world/articles/artists-do-not-need-art-schools/
2) 私が書いていたARTiT公式ブログの亡き後、新設サイトART+CULTUREをオープンしました。ここでは様々なアート・プラクティスを解説しています(全文無料)。このサイトを読み込むだけでも、広い意味で知識がつくでしょう。
引用文:
「最近のアート・プラクティスの流れの中、次のような分野を紹介させて頂きます:
シミュラークル (1) から再モダン・窮地的フォーマリズム (2) まで、 概念と言語 (3) からパフォーマンス・アート / 社会派のイメージ (4) まで、投機好きなアート (5) から幼稚な美術 (6) まで、アングラ・フェティシズム (7) から保守的なデコ・アート (8) まで、物語的な自我美術構造 (9) から物語的な知覚アート (10) まで。
このように、アーティストは様々な着想をコンセプト化しています。
特に、折衷的な媒体を通じ我が国の現代美術は進化しています。
どうぞ、最近のアート画像を通じて、アーティスト達の表現を楽しみ、理解し、ギャラリーへ足をお運びくださいませ。」
full text:
シミュラークルから物語的な知覚アートまで:展覧会の画像一覧 (平成26年4月27日)
From Simulacra to Narrative Perception Art : Exhibition Images
https://art-culture.world/articles/from-simulacra-to-narrative-perception-art-exhibition-images/
3) ですから、冒頭にも述べましたように、時代の流れに合わせ、新しい語義・専門用語を発表したいのです。
アーティストはこれからアートワーカーと呼ぶ。
ギャラリストはこれからアート・ディーラーと呼ぶ。
典型的なアートワーカーといえば、草間彌生、杉本博司、村上隆、奈良美智、名和晃平、田中功起、李禹煥、ダミアン・ハースト、ジェフ・クーンズ、アンゼルム・キーファー、ゲオルグ・バゼリッツ、ゲルハルト・リヒター、マルレーネ・デュマス、カールステン・ヘラー、エルムグリーン&ドラッグセットなどがそうです。
特に日本は、このような堂堂巡りのアート・プラクティスが大衆化し、大問題なのです。要するに、つまらない、くだらない制作行動に偏り、結果的に心地よい作品ばかりが揃ってしまいます。
アーティストという言葉は現在、インフレ的に使用されています。 音楽家、建築家、俳優、映画監督、演出家、お笑い芸人など、誰もが自分を芸術家と呼んでいます。 朗読する詩人 (伊藤比呂美、多和田葉子)もおり、詩の朗読までもが芸術作品として見ることができます。
しかし、「誰でもピカソ」と似た番組もうんざり。Beuysの発言(„Jeder Mensch ist ein Künstler“)は全く違う文脈で捉えられてしまっています。最近発表されたメタバースの中のデジタル・ゴミ・アートは環境(電力消費)に良いわけがない、情けないです。そのゴミは環境に悪いし、日本は二酸化炭素排出国リストのトップ・ポジションにいるのですから。
もうこれ以上のゴミアートは勘弁してください!
参考へ:
クリスティーズ:ビープルのデジタル作品 NFT(非代替性トークン)「The First 5,000 Days 」69.3 Million 米国ドル
Beeple “The First 5,000 Days” NFT Fetches US$69.3 Million @ Christie’s
https://art-culture.world/articles/beeple-ビープル/
世界のNFT作品70%下落。今日の村上隆:すでに入札をしてくださっていた方々には誠に申し訳ないのですが、より便利に楽しく安心して私のNFT作品を楽しんで頂く為にも、今回の取り下げをご理解頂けますと幸いです。
NFTs prices linked to art down 70%. MURAKAMI Takashi, today: I sincerely apologize to those who have already put in their bids, but I hope you will understand the logic behind this withdrawal, the aim of which is to later allow you to enjoy my NFT works more conveniently and with peace of mind.
https://art-culture.world/articles/murakami-takashi-nft-apology/
日本では「アーティスト」の時代が終わりました。
「アーティストとは職業ではなく、お金を稼ぐことでもなく、天職なのである」という伝統や因襲にとらわれないボヘミアン的な自己欺瞞はFake。It’s over。
君は、なぜ、ソーシャル・プラクティス・アートワーカー (social practice art worker)になれないの?
繰り返します。基本的に、専門的なアート学校・大学は必要ありません。必要なのは、芸術家社会保障/Künstlersozialkasseです。芸術家社会保障を通じて年金生活をする権利があることを主張します。身体的、精神的、かつ社会的に最も適した機能水準を達成する。そのことにより、自らの人生を変革していくことができるのです。その手段を提供することから国は目をそらさないでください。25歳から60歳までアートワーカーとして仕事をして、退職時間を考える。もっと続けたい人は、もちろん続いても結構です。そうではない方に、ご苦労、お疲れ、おめでとう、などお祝いの言葉を、当たり前に言える社会に。
「日本の現代美術アーティスト達を解放せよ!」(「FREE CONTEMPORARY ARTISTS IN JAPAN!」)より:
⑪「アーティストになるための勉強」を止せよ! Abolish your thinking of learning “how to become an artist”!
そして:
If you can’t dance, you will never become a bad artist!
東京、令和4年1月26日
亜 真里男