村上隆:「森ビルさんや、協賛のスポンサーさん達にはご迷惑をお掛けしております が、メディアへのインタヴュー一切をお断りしております。」 MURAKAMI Takashi Refuses To Give Any Press Interview (repost from the archive 過去サイト・アーカイブの再投稿 2015/10/16)
認知症予防。Dementia prevention.
令和3年、2021年も村上隆くんを巡っての話は尽きません。ここ数十年の間、村上くんの考えや意見が180度変わることが多々ありました。本音と建前、嘘か本当か、現代アートのファンにしてみれば混乱であり、不愉快です。
つまりは、現代アートの本当の楽しみ方を失わさせてしまいます。
西洋・日本美術史について間違っている説明が多く、ご自分の展覧会に関して、英語と日本語の文章/インタビューのギャップが凄いんです。
ほとんどふざけているステートメントにしか読めません。
「うるさくて」「半分嘘つき」の村上くんの性格を理解した上で、こちらのART+CULTUREでは、「優しく」、「分かりやすくて」、彼の素晴らしい作品の紹介を続けていきたいと思います。その内、「My Lonesome CowboyとHiropon」に注目する予定です。
彼の森美術館個展のステートメントをご存知の方が少ないと思います。以下の文章を意識していただきますと、これからの記事に参考となります。
東京、R333
亜 真里男
Takashi Murakami added 5 new photos. October 13 at 10:32pm ·
今、森ミュージアムの個展の最後の所で流す、僕の過去のインタヴュー映像(by NHK)をチェックするために観ているのだが、、、、。。。
いやはや、なんとも意味不明の若者(ワシ)が、生意気言っちゃって、しかも何言ってるかわけわからなくて、これじゃあ、日本国民に嫌われて当然だったな、、、、と思った。
丁度、今、ラグビーの「五郎丸」さんのインタヴュー観てて、ああ、ナイスガイ!涼やかな風が吹く様な立ち振舞に惚れ惚れしたが、ワシの映り方はその真裏。
そういうビデオをチェックしているのですが、、、なんかこれが投射されてしまうのかぁ〜と思うと、暗澹たる気持ちになっている。
このインタヴュー撮ってもらってる頃は、現代美術を啓蒙流布するんだ!と張り切ってて、散々TVやラジオに出ていたのだが、結果的に、なにもかも、全てが間違いだった。
でも、本当に散々やったおかげで一つわかったのは、日本人は西欧式の現代美術に馴染まない、ということだ。
美術史と相対化し、その中での微細な差異をみつけて楽しむ、という嗜みは、既に、オタク文化で満たされており、かつ、鎖国的な文化意識の中では、外国のルールをなんで改めて学ばんとアカンのジャ!と排他している。
なので、それがわかった数年前から、日本国内におけるインタヴューや、メディア出演も止め、啓蒙なんかもう絶対しないし、しかも、メディア映えしないこの面はもう晒さない、と決めた。
自分のギャラリーとかも造ったし、アウェイに出ていくのも止めた。
とにかく、もう、作品を造って、それを日本国外で発表してゆくことで、自分はこの世とつながってるんだ、と自覚できれば良いのだ、と思っている。
こうやって、SNSで自分でコントロール可能なメッセージを、細々と出していって、読みたい人が読めばいいと思える今になって良かったです。
といいつつ、今回の森ミュージアムの個展。
森ビルさんや、協賛のスポンサーさん達にはご迷惑をお掛けしておりますが、メディアへのインタヴュー一切をお断りしております。
でも、過去、日本では、あまりにも嫌な体験ばかりだったんで、ご理解頂けるとありがたいです。
Takashi Murakami
今や、日本の現代美術を取り巻く状況には、夢も希望も全く持っておりません。この前、藤田嗣治の戦争画に関して、我が敬愛する九州派の巨匠、芸術家、菊畑茂久馬氏が、長年の考えを転向する意見を個展会場の個人的な談話の中で言っておられました。(この見解は多分今月発売される美術手帖に、椹木野衣氏との対談において記述されるはずです)つまり、かつては藤田を擁護し、藤田の特に戦争画に関しては、その芸術性の良し悪しが純粋にが語られるべきであり、政治的なあれこれは関係ないじゃないか、と。しかし、今回、国立近代美術館にて、藤田の戦争画を観て、菊畑氏はすっかり転向してしまった、ということなのです。藤田は常に安全圏の中での仕事(芸術作品制作や芸術家としての立ち振舞)に終始していたと。曰く、日本を出てパリへ帰る際にも、わざわざアメリカを経由して帰るところが戦略的である、と。あの時代、航空機に乗って日本人がアメリカへ渡航できる事そのものが特別扱いだったはずである、と。そういう政治的な立場を確保し、行動することが出来、そして常に最高に都合の良いの舞台を自作自演してきた男であるった、と。アッツ島玉砕他の藤田の戦争作品を観て、そうした邪な根性、手先で描いたその嘘に、欺瞞に満ちた作家像を観た、というのです(え〜、そういう日本語ではなく、あくまでも村上的な理解なので、詳しくは美術手帖の、菊畑茂久馬 VS 椹木野衣の対談をお読みください。全く違っていたらごめんなさい)。きっぱりと藤田の芸術性の否定を語りました。だが、それはそうだとしても、芸術とは何か、といえば、社会を告発したり、正義を貫くためのモノでもなく、また、作者の正直な真心を封じ込めるためだけのものでも無く、欺瞞と嘘を塗り固めた芸術家のクソのような人生をパックし、それを後世の人間が観て、あれこれ語り合うものである、というコトでもあると思うのです。その意味において、藤田の戦争画のシリーズは充分に芸術的であるはずだと思うし、、、、え〜、前振りが長くなったんですが、、、僕も、そういった、欺瞞と嘘と、そして一遍の真心の行きつ戻りつを繰り返す痕跡を残すことが、すなわち芸術であると思い実践しており、その意味で言えば、藤田との共通項も多く含まれた私の作品、作家としての在り方は、日本的な芸術の正義とは背反するものとなるわけです。なので、今の嫌なことばかりがあった背景には、ワシの日本における不徳のいたす部分があったので、仕様がない、と諦め、故に、自分の立場に今も未来もの変化なし、日本での評価は期待できないのだ、と夢も希望も全く持って居ないのであります。
https://www.facebook.com/takashi.murakami.142/posts/904937792905811?pnref=story
アップデート。村上くんのレオナール・フジタについての間違ったパースペクティブ、意図的な発言に関して、僕のアートプラクティスを参考:
新作 「ロベール・デスノス、藤田嗣治、藤田ユキ、藤田君代。レジスタンス 対 戦争犯罪人。」
New Work “Robert Desnos, Tsuguharu Foujita, Youki Foujita, Kimiyo Foujita. Résistance vs War Criminal.”
https://art-culture.world/articles/tsuguharu-foujita-youki-foujita-kimiyo-foujita-robert-desnos-resistance-vs-war-criminal/
新作「横山大観・ピカソ・オットー・ディクス」
New Work “YOKOYAMA Taikan, PICASSO, Otto DIX”
https://art-culture.world/articles/new-work-yokoyama-taikan-picasso-otto-dix/
新作 「Bella Ciao」
New Work “Bella Ciao”
https://art-culture.world/articles/new-work-bella-ciao/
イタリア夏休み「L’amore non e bello se non mangi cocco bello」と反ファシズム・パルチザン軍事
Summer Holidays in Italy “L’amore non e bello se non mangi cocco bello” + Guerra di Liberazione, Brigate Partigiane
https://art-culture.world/articles/summer-holidays-in-italy-lamore-non-e-bello-se-non-mangi-cocco-bello/
新作「日独伊三国同盟ファシズム, Entartete Kunst, Résistance, Partigiani, Holocaust, Bella Ciao, Fascism, Axis Power Japan-Germany-Italy, Fascist Media, War Criminal」
New Work “日独伊三国同盟ファシズム, Entartete Kunst, Résistance, Partigiani, Holocaust, Bella Ciao, Fascism, Axis Power Japan-Germany-Italy, Fascist Media, War Criminal”
https://art-culture.world/articles/new-work-日独伊三国同盟ファシズム-entartete-kunst-résistance-partigiani-holocaust-bella-ciao-fascism-ax/
新作 「レオナール・ツグハル・フジタの行方不明パズルピース 『藤田嗣治 天皇陛下伊勢の神宮に御参拝、皇紀2603年(1943)』」
New Work “Léonard Tsuguharu Foujita’s missing puzzle piece ‘The Japanese Emperor worshipping at Ise Shrine, Japanese imperial year 2603 (1943)’”
https://art-culture.world/articles/leonard-tsuguharu-foujita-japanese-emperor-worshipping-at-ise-shrine-japanese-imperial-year-2603/
日独伊三国同盟ファシズム:横山大観とベニート・ムッソリーニ
Fascism Axis Japan-Germany-Italy: Nihonga Painter YOKOYAMA Taikan and Benito Mussolini
https://art-culture.world/articles/fascism-axis-japan-germany-italy-nihonga-painter-taikan-yokoyama-and-benito-mussolini/
天皇制の為:下らない横山大観戦争画 ー 内閣総理大臣顕彰受賞者村上裕二
For The Sake Of The Emperor: Trashy Taikan YOKOYAMA – Yuji MURAKAMI (Prime Minister’s Award Honoree)
https://art-culture.world/articles/for-the-sake-of-the-emperor-trashy-taikan-yokoyama-yuji-murakami-prime-ministers-award-honoree/
退廃芸術のアーティストたちのドイツ記念切手 (過去サイト・アーカイブの再投稿、2017年5月13日)
Deutsche Post Gedenk-Briefmarken zu Künstlerinnen und Künstler der “Entarteten Kunst” (repost from the archive, 2017/5/13)
https://art-culture.world/articles/entartete-kunst-退廃芸術-アーティスト-ドイツ記念切手/
藤田嗣治・Léonard Foujitaの作品との出会い
Encountering the works by Léonard Tsuguharu Foujita
https://art-culture.world/articles/foujita-tsuguharu-leonard-tsuguharu-foujita-kimiyo-藤田嗣治/
(こちらのART+CULTUREではまだ発表されていません:)
戦争犯罪人の疑問文、藤田嗣治・Léonard Foujitaの戦争画との出会い (2) (2017年5月1日)
http://www.art-it.asia/u/sfztpm/hVrFCLmWy83oKeX2zZwM/
パリ・ノートルダム大聖堂 ー ランス・ノートルダム大聖堂 (レオナール・フジタ)
Cathédrale Notre-Dame de Paris – Cathédrale Notre-Dame de Reims (Léonard Foujita)
https://art-culture.world/articles/cathedrale-notre-dame-de-paris-cathedrale-notre-dame-de-reims-leonard-foujita/
それから、世界的に有名なピカソの「反ファシズム」、「反戦争画」「ゲルニカ」1937年について、次の文章を読んでください。レオナール・ツグハル・フジタは「反戦争画」、「反ファシズム画」を描かなかったのは事実です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲルニカ_(絵画)
フランスのポンピドゥー・センター・メッスより:
参照:
ジョアン・ミッチェルのアート・ディーラーが突然変更に:「このアート界はとても野蛮になった」/ (+ ポンピドゥー・センター・メッス画像)
In the context of recent changes by Joan Mitchell’s art dealers: : “This art world has become so uncivilized” // (+ pics from the Centre Pompidou-Metz)
https://art-culture.world/articles/joan-mitchells-art-dealers-problem-this-art-world-has-become-so-uncivilized/
About MURAKAMI Takashi, learn more via:
森美術館前なう!日本一美術家、天才村上隆の超ダサい、米国産、金色うんこ自画像!爆笑!!(2020/11/20)
In Front of The Mori Art Museum, NOW! Japan’s No.1 Artist, Genius MURAKAMI Takashi’s, Made in America, Golden Bullshit Self-Portrait Sucks! ROFL!!
https://art-culture.world/articles/genius-murakami-takashi-天才村上隆/
日本の現代アーティスト・トップ 6(2020年)(2020/7/18)
Contemporary artists from Japan, Top 6 (2020)
https://art-culture.world/articles/contemporary-artists-from-japan-top-6-2020-日本の現代アーティスト・トップ-6-2020年/
米国ギャラリー Blum&Poeのアーティスト・リストから外された村上隆 (2019/4/23)
Takashi Murakami Had Been Erased From American Gallery Blum & Poe’s Artists’ List
https://art-culture.world/articles/takashi-murakami-blum-poe-村上隆/
今日のJapan Times。「村上隆:日本のアート・アウトサイダー、平成時代を定義した、’嫌われた’アーティスト 」。不幸な村上隆、、、(2019/3/14)
Today’s Japan Times. “Takashi Murakami: Japan’s art outsider. The ‘hated’ artist who defined the Heisei Era”. An Unhappy MURAKAMI Takashi…
https://art-culture.world/articles/takashi-murakami-japans-art-outsider-the-hated-artist-村上隆/
村上作品の価値?不幸な村上隆、、、(2018/11/16)
The Value of Murakami’s Works? An Unhappy MURAKAMI Takashi…
https://art-culture.world/articles/takashi-murakami-art-works-value/
日本のアート界を駄目にした男? 不幸な村上隆、、、(2018/10/19)
The Man Who Ruined The Japanese Art World? An Unhappy MURAKAMI Takashi…
https://art-culture.world/articles/takashi-murakami-kaikai-kiki-japanese-art-world/
ここに載せた写真とスクリーンショットは、すべて「好意によりクリエーティブ・コモン・センス」の文脈で、日本美術史の記録の為に発表致します。
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photos: cccs courtesy creative common sense