ワンピース倶楽部展 VOL. 11「はじめてかもしれない」 One Piece Club - Art Collection Exhibition Vol.11 (2018)
昨日、第11期 東京ワンピース倶楽部展「はじめてかもしれない」を3331 Arts Chiyoda 1F/メインギャラリーで面白く拝見させていただきました。
今回は「物語的な自我美術構造」関連の作品購入が目立っていました。その全体像を見た上で、静観的態度を取りながら、私の個人的な好みの作品をチョイスしてみました。
「ワンピース倶楽部」とは、アーティスト又はギャラリー側ではなく、コレクター達の間で、優しい助言を交換し合いながら、社交的な楽しみ方の中で生きる、明るい「集まり」です。
これは嬉しいありがたい存在であると同時に現代アートへの愛する形の現れです。コレクターになる事は、難しいものではなく、自分の人生と心に豊かさを与えてくれます。
今年も昨年に引き続き、東京のワンピース倶楽部展には、名古屋、関西、金沢、北海道、四国、九州の各支部からも続々と作品が届いたという事で、来年度も、是非ご自分にとって面白い作品を見つけ、現代アートの幅の広さをご体感頂きたいと思います。最新ニュースとして、近いうちにワンピース倶楽部の台湾支部が発足されるようです!
ワンピース倶楽部展 VOL. 11「はじめてかもしれない」
2018年9月7日 ~ 9日
3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
https://www.3331.jp/
‘One Piece Club’, a non-profit organization, collectors’ club
ワンピース倶楽部のサイト:
http://onepiececlub.sakura.ne.jp
「ワンピース倶楽部とは?」
ワンピース倶楽部とは、現代アートマーケット拡大のため、楽しみながら、
最低一年に一作品(ワンピース)を購入することを決意したアートを愛する人達の集まりです。非営利団体。
ルールは次のとおり。
(1) ワンピース倶楽部の会員は、一年の間に最低一枚、
現存するプロの作家の作品を購入します。
(2) ワンピース倶楽部の会員は、自分のお気に入りの作品を見つけるために、ギャラリー巡りや、美術館巡りなど、審美眼を高めるための努力を惜しみません。
(3) ワンピース倶楽部の会員は、各年度の終了したところで開催される展覧会で、各自の購入作品を発表します。
以上、上記のルールを守りながら、ゆるやかに、楽しくアートを楽しみましょう。
http://onepiececlub.sakura.ne.jp/?page_id=9
https://www.facebook.com/1piececlub
ご参考 see also:
展覧会の画像一覧:スターリング・ルビー @ タカ・イシイギャラリー 東京
Exhibition Images: Sterling Ruby @ Taka Ishii Gallery Tokyo
https://art-culture.world/articles/exhibition-images-sterling-ruby-taka-ishii-gallery-tokyo/
(「現代社会意識、批評的な良心を持つ画家田中武の個展 @ 新宿高島屋・美術画廊」 ARTiT web magazine、2017年10月10日)
(「牧田愛個展「それとしてふるまう」@ ラディウムーレントゲンヴェルケ」ARTiT web magazine、2015年5月25日)